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保護者ブログ
2023/01/23
かるた部誕生
昨年、京田辺シュタイナー学校に新しい部として競技かるた部ができました。その経緯について、親からの視点で書いてみようと思います。我が家と学校の歴史の中で、欠かせないものの1つが「かるた」でした。学校の恒例行事である新春の百人一首大会。これをきっかけに長男から始まった我が家のかるたへの情熱は、長女・次女を経て、最後の三女に受け継がれ、さらに大きく盛り上がることとなりました。まず長男が11年生の頃から競技かるたを始め、26歳になった今でもずっと続けています。その姿を見ていたこともあってか、次いで三女も競技かるたを始めました。6年生の終わり頃に全日本かるた協会に属する「京都小倉かるた会」に入りましたが、偶然にも一学年下のMさんも説明会に参加していて、同時に入ることになりました。そして同じかるた会の仲間と共に切磋琢磨の競技かるたの道が始まりました。真剣にかるたに臨む強い思いや日々の努力は、はたから見ていても、本当に心を打つものがありました。競技かるたを続けていく中で、娘の心の中にある1つの思いが強まっていったようです。それは、京田辺シュタイナー学校に競技かるた部を作りたい!というものでした。当初…
2023/01/14
新年のごあいさつ
あけましておめでとうございます。今年の京田辺は、比較的穏やかなお正月となりました。みなさまの住んでいる地域はいかがでしたでしょうか。京田辺シュタイナー学校では、各学期前に保護者があつまり、校内清掃をしています。冬休みも終わりを迎える先日、3学期前の清掃がありました。子どもたちのいない校内はしーんと静まり返っていました。寝ている校舎を起こすように、教員や保護者同士の新年のあいさつや笑い声が響いていました。校内の隅々まで箒で掃き、水拭きして、スッキリとした校舎は、子どもたちを迎える準備万全、といった感じです。3学期の始まりとともに、氏神さまへのお詣り、七草粥、百人一首大会といった恒例の行事が続き、一年がスタートします。毎年毎年繰り返される行事は、子どもたちに季節感とともに安心感を与えることと思います。2023年もみなさまにとってよき一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。今年も京田辺シュタイナー学校をどうぞよろしくお願いします。Q
2022/12/13
しずかなクリスマス
先日、冬の小さな祝祭「アドヴェントガーデン」が行われました。アドヴェントガーデンは1年生と2年生の行事なので、2年生の娘は今年で最後です。最後となるとより感慨深いもので、爽やかな針葉樹の香り、大好きな先生のお話、微かに響くライアーの音、ささやかな灯火、その空間から届くあらゆるメッセージにジーンときました。一つ一つはささやかだけれど、奥深いこの経験が娘の成長を支えてくれるのだと、スパイラルを歩む娘の姿を見守りました。行事が終わると、火を灯したりんごろうそくは家に持って帰ります。娘の両手に包まれ、大事に大事に運ばれて帰宅しました。娘には、このりんごろうそくを使った大切にしている時間があるのです。いつもの寝る前の本の読み聞かせタイムが、この時期だけは部屋を真っ暗にしてりんごろうそくに火を灯し、その明かりで大好きな本を読んでもらう、という時間です。部屋を真っ暗にして、シュッ!とマッチを擦ると、暗闇の中から本がほわっと現れてとてもワクワクします。普段は自分で本を読む5年生の兄もこの時間が大好きで、雰囲気が漂うとササッと寄ってきます。小さな灯火を真ん中にピッタリひっついて、一緒にお話を味わうその瞬…
2022/11/28
秋祭り「赤ずきんの森」
10月22日に学内にて秋祭り*が開催され、7年生が初出店しました。生徒たちが考えた様々なゲームを巡るお店です。お店の名前は「赤ずきんの森」。夏休み前から準備を重ねた日々。7年生の娘は、ゲームに使う道具や景品を自宅でコツコツと製作していました。また、クラスの仲間と思いをぶつけ合い一緒に考え創りあげてゆく中で、笑いあり涙あり、喜びや悔しさも体験した様子でした。 そして、ついに迎えた当日。いつもの7年生教室が「赤ずきんの森」に変わっていました。そこには間違い探しやくじ引き、迷路、玉入れといったゲームが5つありました。それぞれのゲームには、赤ずきんはじめオオカミやおばあさん、森のお花や動物たちなど、『赤ずきん』の物語にちなんだものが登場し、様々な工夫が凝らしてあります。単純で簡単なゲームだったので、小学校低学年や幼児でも参加出来て、とても楽しんでいました。単純で簡単と聞くと「大人は楽しいの?」と思いそうですが、それがとっても楽しかったのです!可愛らしい絵が描かれたスタンプカードを手にして室内を見回すと、全体の配置やディスプレイもとても美しく仕上がっていました。ゲームに使う小道具や大道具のひとつ…
2022/11/14
古代ギリシャオリンピック
毎年10月、京田辺シュタイナー学校では古代ギリシャオリンピックが開催されます。子どもから大人へと成長する過程にある5年生のための行事です。5年生は子どもの持つ軽やかさ(天)と大人の重さ(地)とのバランスがもっとも調和のとれた時期だそうです。オリンピック競技ではこの「軽さと重さの動き」の中に5年生のもつ肉体の美しさや内面の優雅さを見出すことができます。今年の5年生は「堂々とオリンピックをやり遂げたい」という想いがあったそうです。数週間前から朝の登校後に校庭5周を走り、当日までコツコツと準備してきた子どもたち。息子も「今日は10周走った」と嬉しそうに帰ってくる日がありました。オリンピック前日。日が沈み、空がすっかり暗くなった頃、子どもたちの美しい笛の音色で「前夜祭」が始まりました。聖火を交替で掲げながら行進し、前へ前へと進みます。子どもたちは個々にオリンピック当日への意気込みをクラスのみんな、先生、両親、そして自分へ向けて「決意の言葉」として表明します。星空の下、一人一人の決意が大地にしっかりと響くように感じられました。そしてオリンピック当日は晴天の青空。前夜祭と同様、松明を手に力強く進む…
2022/10/27
悲劇エポックの配役劇
10年生になるわが子は、2学期の最初のエポック授業で「悲劇」に取り組んだ。このエポック、授業というものの4週間後にはお披露目が控えていて、学内の人だけでなく親類や知人も観劇に来たりするのだから16歳にとって…いや幾つになっても一大事だ。今年の演目はシェイクスピアの「オセロー」。配役は子どもたちで決めなければならないという。その様子は、出だしから興味深かった。まず「クラスで配役ミーティングが行われるまでは配役に関してクラスメートとおしゃべりしたり、自分がなりたい役や避けたい役などをクラスメートにほのめかしたりしない」との約束が交わされる。脚本を読み込んだら、それぞれが自分を含めたクラス全員分の配役を考え、一役ごとにその理由も添えて提出。みんなの意見をすべてテーブルに並べる。こうしていよいよ、配役決めミーティング、という段となったとき「配役決めミーティングは各家庭にてオンラインミーティングで行うことにしました。各自ネット環境を準備していただけますか」との連絡が先生から入った。クラスメートの一人が、コロナの影響で登校出来なくなったためとのこと。それなら、教室と自宅待機の生徒の家をつなげば良い…
2022/10/08
師匠となる
京田辺シュタイナー学校には器楽部、バレーボール部、バスケットボール部、野球部、かるた部、テニス同好会があり、引退の学年は部によって異なりますが体験入部の6年生から12年生まで一緒に活動しています。11年生の娘は器楽部でヴァイオリンを弾いています。部員の中には個人的に楽器を習っている生徒もいますが、習っていない方が多いです。娘も6年生から2年ほど習っていましたが今は習っていません。そんな娘が師匠になりました。師匠とは言っても、下級生に教える指導係のような感じです。11年生になってすぐの頃「お母さん、師匠になったぁー」と少し困惑して帰ってきました。そして、つい最近まで「師匠、難しいわ……向いてない……」とつぶやいていた娘でしたが、この夏休みに担当する7年生と特訓という名の練習をしました。夏休みの終わりと9月初めにある強化練習にそなえて、とのことでした。少しでも弾けていた方が、強化練習がきつくないからと自分が7年生だった時のことを思い出して考えたようです。娘は1人でこつこつ練習するタイプ、人に教えるのは得意ではありません。それでもヴァイオリンを弾く楽しさを知ってもらいたいと頑張っている様子が…
2022/09/26
2022年オープンデイ にじいろの種の開催準備
今年も準備をすすめている10月23日開催のオープンデイ「にじいろの種」。開校22年目の今年度は、昨年よりも多くの方々にご来場いただけることを楽しみに、新しい取り組みも加えつつ絶賛準備中です。昨年度からオープンデイ運営に携わっていますが、当日のことを考えながらあれこれ話し合ったり、チラシを作ったりと準備をしていると、保護者同士もほんとうに気心が知れていき、まるで学生時代の学園祭のような雰囲気で、大人になってからも同じ目的に向かって仲間とともに取り組んで何かを形作っていくことって楽しいな~、と思う日々を過ごしています。思えば、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年度に入ってから、学外の方に本校へ足を運んでいただくのが難しい状況が続いていました。そして、2020年度、にじいろの種はやむを得ず中止としました。2021年度は、「どうにか工夫して、日頃お世話になっている地域の方々やシュタイナー学校を見てみたいという方々、小さな子ども達に心と体に優しいものをと考えていらっしゃる方々に会えないだろうか?」など色々と考えました。結局対象を絞って申込制とし、人数制限を設ける形になりましたが、小さな一歩…
2022/09/12
高等学校卒業程度認定試験
NPO法人立の京田辺シュタイナー学校では、12年間の課程を修了し卒業しても、「高等学校卒業資格」を取得することができません。そのため、生徒たちは11年生(高校2年生)の8月に高等学校卒業程度認定試験(以下、高認)を受けることになっています。 娘も11年生になり、高認の準備が始まり、試験科目の専科の時間はほとんどが高認対策の授業となりました。今まで受けてきた授業形態とは全く違うことに驚き、そして、初めての外部試験にプレッシャーを感じる日々が始まりました。クラス全体もプレッシャーから重たい雰囲気になっていたようです。 入学してからの10年間のシュタイナー教育の中で、じっくり物事を味わい学んできた娘にとっては、過去問題をひたすら解き、公式・年表を暗記する勉強法に、当初は戸惑っていました。背景や意味などを含め自分たちで発見しながら学びを進めてきた娘には、多くのことを短期間で暗記する勉強にどう取り組んでよいかわからないようでした。暗記中心の勉強法が染み付いている私はつい「点数を取ることが目的だから、意味や背景をじっくり考えるのではなく、効率的に勉強しなさい」などとアドバイスしてしまいました。 先…
2022/08/24
部活動のこと(バスケットボール部)
娘の休日の楽しみは、誰にもじゃまされずに本を読むこと。ここ半年で受け答えや動きが重たくなってきた娘は7年生。夏休み中は、重力に逆らわない姿勢で本の世界に浸っている娘をよく見た。返事をするのも面倒だったあの頃を思い出すわぁ、なんて共感できる日はまだよい。夏休みの長期戦も終わりに近づくと、宿題は終わったのかなどと不用意に声をかけて、その後の娘の不機嫌に付き合うのにくたびれてきた。こういうときは部活動が本当にありがたい。娘はバスケットボール部に入っているが、活動がある日は、お腹空いたぁとすっきりした顔で帰ってくる。どんな練習でどれだけしんどかったかを身振り手振りで得意げに話す様子もかわいい。京田辺シュタイナー学校は、6年生の3学期に好きな部活動をお試しで体験することができる。初めのうち部活動には入らないと言っていた娘だったが、体験して楽しかったらしくバスケットボール部に入った。部員は仮入部の6年生から11年生までで、小学生から高校生までが一緒に活動していることになる。一度見学に行ったときには、11年生が体力や技術に見合った練習メニューを指示したり、グループに分かれて上級生が下級生に教えたりし…
2022/08/03
高等部を味わって
4月から娘が高等部にあがり、瞬く間に一学期が終わりました。授業や生活面で新鮮なことがたくさんあったようですが、とりわけ他学年との合同授業や生徒会活動が楽しいらしく、毎日ワクワクしながら登校していました。一方、宿題が増えた上に、自分で調べてレポートを書く自由課題も時折出るようで、苦手な分野に悪戦苦闘することもありました。「有機化学の自由研究、どうしよぉぉぉ~」6月の半ば、我が家には悲痛な叫び声がこだましていました。数日後、我が家のキッチンには、神妙な面持ちで菜種油やお酒、ろうそくなどに火をつける娘の姿がありました。どうやら「素材による燃焼の違いの実験」は無事終わったようです。ところが私の嫌な予感は的中し、すぐに「どうやって結果をまとめたらいいんだぁ~」という、うめき声が漏れ聞こえてきました。さらに数日後、机の上には山積みの料理の本や食品に関する本が。なんでも、テーマを栄養素に変更し、夕食を自分で作って成分やカロリーについて調べることにしたそうです(有機化学の授業では栄養学も学ぶそうです)。授業や課題に必要な調べものがある時は、大抵地元の図書館に行きます。以前は難解な専門書しか見つけられな…
2022/07/22
田植えの風景
梅雨入りの候、京田辺シュタイナー学校では、園芸の授業で今年も3年生と7年生による田植えが行われました。 稲の苗を植えていくのは生活科を学んでいる3年生。7年生たちは3年生をサポートする役割を担い、全体を見渡して進行を指揮する人、基準となる稲を中央に植える人、次の1列との間隔を測る人、両端で目印の紐を動かす人、3年生が植えやすいように苗を整え順に手渡してあげる人、などに分かれて作業の進行をするそうです。7年生の娘の話に、広い視野と周りへの気配りが必要な仕事を任されるようになったのだなあ、と思いました。 わが家は畑をしていて、今年は畑の一角にも小さな小さな田んぼを作り、学校よりひと足早く田植えをしました。娘は作業をしながら、そのような授業での役割分担のことや、3年生の時に体験した田植えの思い出を話してくれました。 思えばこの学校に編入した3年生の春、直後に大きな地震にも見舞われて、わたしたちはまだ慣れない土地で心落ち着かず過ごしていました。自らの手足を働かせて生活を織りなす営みを学んだ3年生の体験は、新しい環境で土台をつくるための力ともなったのではと感じていま…
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