田んぼや畑のお仕事

冬の田んぼは稲刈りを終え広々としています。
柔らかい小さな草の霜がきらきらと日に照らされ、田んぼの土は静かに春の訪れを待っています。
我が家は、家族が食べるものは自分たちで育てたい!と、息子たちが小さな頃からお米と野菜作りに励んでいます。息子たちは田んぼや畑で水路に住む生き物を捕まえるのを楽しんでいましたが、だんだんと田畑仕事を真似て手伝ってくれるようになってきました。

3年生の息子は学校で園芸の授業がはじまりました。
息子は園芸の授業を毎週とても楽しみにしています。
「今日は麦の種をまいたよ。」
「藍の葉を育ててすごく繁ってるよ。」
「田んぼの雑草をピンクの虫が食べてくれるんだって。でも稲も食べちゃうから、みんなで増えすぎないように拾い集めたよ。」
などと、新しい学びに目を輝かせて、嬉しそうに話してくれます。
秋には「学校の田んぼで育てたお米がたくさん収穫できた!」と驚いていました。またそのお米に感謝をささげて収穫祭をしたあと、3年生がおにぎりにして全校生徒に食べてもらったことをとても誇らしげに話してくれました。

我が家の田んぼでは、1年中食べられるほどのお米は到底収穫できません。そこで、そのお米から麹を作って1年分の味噌にします。寒い冬、冷たい水に息子たちと手を真っ赤にさせながら30キロのお米を洗います。それでもその後、蒸しあがったお米に麹菌をつける作業では手がほかほか艶々になります。

昨年は初めてゴマの栽培をしました。ゴマは収穫したあとの作業がとても大変でした。小さなゴマを飛ばさないように気をつけながら草やゴミを除きました。それでも息子たちと手足を使ってひとつひとつ収穫したものは愛しく、家族にとって何よりのごちそうになっています。

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