こどもたちを包み込む校舎

こどもたちを包み込む校舎

京田辺シュタイナー学校の校舎は、成長する子どもにふさわしい空間を目指した独自の設計に基づいています。

子どもたちを迎え入れるL形の校舎

校舎

L字型の校舎が子どもたちを迎え入れる

建物は南向きと東向きの二つのウイングから構成されています。このL型の校舎が登校して来る子どもたちを、両手を開くように迎え入れます。

母体のようなホールが中央に

夜の音楽会

建物の中央にホールがあります。入学式から始まり、卒業演劇など学校生活の総てが始まり閉じて行く場所。このホールの天井は各教室の天井形状と配色を総て備え、総ての教室がそこから生まれていった母体のような存在です。

開きながら閉じる空間に

廊下

縁側のような廊下を歩く生徒

日本の建築は自然と共存することを大切にし、外に開く空間を作っています。ただ、外に開くことは授業では集中力に影響を与える懸念があります。また、現代に生きる私達にとって西洋が生み出した「私」という個的な意識(閉じる意識)がすでに私たちの一部になっています。 そこで、庭も含めた全体の構成から、開きながら閉じる空間作りを目指しました。例えば、縁側のような廊下、池や東屋、築山、ステージや柵といったさまざまなしつらえをもつことによって、外部である中庭に内部的な色合いをもたせています。さらに、建物と中庭との間は外部階段や手すり壁、列柱などによって繋げ、内と外の矛盾の解決を図っています。

感覚を育てる自然素材

教室

壁には、石灰にけい砂を混入した漆喰(しっくい)と布クロスを使っています。教室の腰壁(壁の下半分)と床には木材を使用し、床にはウッドオイルを塗っています。すべての素材は触れた時の感覚を裏切らないよう、できるだけ自然素材を使い、素材そのものの感覚を活かすように配慮しています。

セルフビルドと手作りの備品

黒板

1年生の開閉する黒板。
保護者が何度も何度も塗って仕上げた

天井や木部、漆喰の壁、そして外壁までも、保護者と教員で塗りました。各教室の出入り口にかけているガーゼのカーテンも保護者の手作りです。カーテンは、各教室の天井と同色に植物染料で染められています。
照明器具はデザインから製作まで手作りで、京田辺特産の竹を活かしたものにしてあります。明かりの強さも調節できる設備にしています。
そして、校舎の完成後のメンテナンスは、生徒と保護者と教員が今も行っています。

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