書籍紹介&パワーシフト

書籍紹介&パワーシフト

書籍『ハーモニーの教育』に本校での教育実践が収録されました

持続可能な未来、深いSDGsの実現に向けて、チャールズ皇太子が提唱する「ハーモニーの原則」。イギリスを代表するESD(持続可能な開発のための教育)優良実践校である公立アシュレイ小学校では、リチャード・ダン校長のもと、この原則に基づいた教育を10年以上にわたって実践、発展させてきました。「教育には革命が必要である」という思いでダン校長が執筆した『ハーモニーの教育』の邦訳です。

この巻末に、京田辺シュタイナー学校の現場における教育実践の紹介と解説が収録されました。初等・中等部の8年間を1人の担任が受け持つシュタイナー教育を実践する本校において、2001年開校以来2度の担任を経験した教員 中村真理子が、本校における日々の授業や行事、学校生活などを「ハーモニーの原則」でとらえ直して紹介しています。

ハーモニーの教育  ポスト・コロナ時代における世界の新たな見方と学び方

ハーモニーの教育  ポスト・コロナ時代における世界の新たな見方と学び方

著:リチャード・ダン
監修・監訳:永田佳之
訳:神田和可子・安齋麻友子・本川絢子・安田侑加・吉田眞希子(本校卒業生)
出版:山川出版社
価格:2,000円+税

内容(「BOOK」データベースより)
「ハーモニー」とは、自然界の原則に則った学びのこと。行き過ぎた都市化とグローバル化を問い直すポスト・コロナ時代に求められる教育の姿です。予測困難な未来のESD(持続可能な開発のための教育)を導く7つの原則に裏打ちされた実践、ここにあり!

《目次》
1.序 ポスト・コロナ時代の教育へ
2.はじめに
3.価値観
4.学びにおける「ハーモニー原則」
5.「グレート・ワーク」
6.21世紀の学校
7.さあ、はじめよう
8.「ハーモニー原則」と持続可能な未来
9.なぜハーモニー原則はポスト・コロナ時代の日本の教育において重要か
10.「ハーモニーの7原則」の学びと実践 ★本校教員 中村真理子執筆

※本校では販売等の取り扱いはしておりません。お近くの書店等でお求めください。

電気を選べば世界が変わる――パワーシフトしました

2019年10月、本校は、風力発電やバイオマス発電など再生可能エネルギーからの電気調達を中心とする電力会社「みんな電力」に切り替えました。

今回の”パワーシフト”は、自宅の電力を切り替えた保護者が「ぜひうちの学校でも!」と提案したのがきっかけでした。学校の運営を話し合う会議で、自然エネルギーの電力会社を応援する「パワーシフトキャンペーン」を紹介し、子ども達の未来のためになる電力を選べる上に、経済的なメリットもあることを説明して賛同を得、実現しました。

本校はサステイナブルスクールとして、ESD(持続可能な開発のための教育)の実践に全校をあげて取り組んでいます。地球規模の課題解決も、まずは身近な課題について考え、行動するところから始まります。子ども達の未来のために、これからも保護者と教員で力を合わせて、持続可能な社会の構築に向けた学校づくりに努めていきたいと思います。

「パワーシフトキャンペーン」のサイトに掲載されました。
http://power-shift.org/people/


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