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保護者ブログ
2025/09/06
黒板絵との出会い
シュタイナー教育の特徴的なもののひとつに、「黒板絵」というものがあります。黒板絵は、その時の学びの内容に合わせて、教員が子どもたちのために、心を込めて描きあげます。大きなものだと2時間くらい要するものもあるそうです。どんなに時間をかけて描いたものでも、授業が終わればあっさりと消されてしまいます。私が初めて「黒板絵」を見たのは、実物ではなくカレンダーでした。葉書の形になっていても、その美しさに私は軽くショックを受けました。日々の授業は教員が創り上げる1回きりのもの、いわば生ものです。教員が語る話を集中して聞いたり、教員は黒板に、子どもはノートに一緒に絵を描きながら、その時、その時を大切に、心と体をたくさん動かして学びます。授業参観もないので、学校の子どもたちの様子は「学年会」という保護者会で共有されるのですが、教室の黒板は開閉式。ふだんは閉まっているので、授業で描かれた黒板絵を保護者が見ることは稀なのです。なかなか目にすることのない黒板絵、その美しさを少しでも知り、楽しんでもらえたら、と、保護者有志で作ってきたのが黒板絵カレンダーです。今年度から学校公式印刷物として再スタートを切った黒板…
2025/08/29
身体が重くなる時期のお助け!クラブ活動
小学6年生の時期(シュタイナー学校では初等部です)はギャングエイジが終わったころでもあるのですが、これくらいの時期の我が家の息子とクラスメイトは、まだまだギャングでした。 塀の上から道路に向かって飛び降り、通行車のクラクションで驚いて飛び出しては謝りに行き、ボール遊びがエスカレートして、やはり通行車にぶつけては謝りに行き、年の離れた姉のベッドの上に土足で上がった跡があった!と怒り心頭の娘に謝り…etc。 下げる頭も、もうないぞ~このエネルギーをなんとか出来ないのか!母としての限界ギリギリ?という初等部の終わり~中等部の始まりにかけてクラブ活動が始まりました。 シュタイナー学校には文化系・運動系のクラブ活動があります。 担任の方針にもよるのですが、息子のクラスは兼部(クラブ活動の掛け持ち)も可能ということで体を動かすことが大好きな息子は野球部とバスケ部に入りました。2つクラブ活動に入ると流石に忙しくなり、遊びがエスカレートして起こるようなトラブルは激減。長期休みもクラブ活動、学期中も帰宅が遅くなるので日が早く落ちる冬場は心配ではあるのだけれど、色んな意味でかなり楽になりま…
2025/07/17
演劇
演劇を通じて育まれること・後編
前編では、我が子の体験を中心に、演劇を通じて自分を表現することを楽しみながら、クラスメイトと共に育ち合う2、3年生の姿をお伝えしました。 後編では、その後の子どもたちの劇への取り組みのお話と、保護者が演劇にチャレンジした体験談を綴っていきたいと思います。 創り出すために必要なこととは? 劇に取り組んだり、観劇をする機会はミカエル祭や年例祭以外にも続き、 初等・中等部の最終学年である8年生の卒業演劇ではシェイクスピアの喜劇、高等部10年生ではシェイクスピアの悲劇に取り組みます。 さらに12年生では、12年間の学びの集大成としての「卒業演劇」が行われます。 自分たちで脚本を決めて納得いくまで話し合いを重ねながら、自分たちの手で一から創り上げていく。この作業には膨大な時間と労力、そして情熱が注がれているのです。 一つの劇を創り出すためには、どんな知識や技術が子どもたちに必要でしょうか。 まず、作品を読み理解する力や話す力、感情を表現する力など演じるのに直接必要なスキル。 その他にも、学年が上がると子どもたち自身が衣装や小道具、大道具、音楽などを手がけていくため、手仕事・…
2025/06/22
演劇
演劇を通じて育まれること・前編
シュタイナー教育では、演劇の時間がとても大切にされています。 「それはどうしてなのだろう?」と、私は息子の入学を決める前から興味津々でした。 演劇が身近にある子どもたち 入学した子どもたちが初めて演じるのは、2年生の秋。ミカエル祭の時に、他学年の生徒や学校保護者の前で劇を披露します。 まだまだ小さな2年生たちは、緊張や「がんばるぞ!」という思いの入り混じった表情で舞台となる校庭に立ち、その姿を観客たちは、「どうかのびのびと演じられますように」と、祈るような気持ちで見守ります。 お話しの中では、困難に立ち向かい力を合わせて、6年生全員で演じる巨大な竜を「ヤー!」と倒します。それはまるで、緊張の中でがんばった子どもたち自身の姿を映し出しているかのよう。そして演じ終えた子どもたちの顔には、誇らしげな表情や満面の笑顔が浮かび、観客からは惜しみない拍手がわき起こります。 息子が2年生の時のミカエル祭でのエピソードはこんなことがありました。息子たちのクラスは、演じる事を楽しいと感じる子が多く、主役をやりたい!という人数もとても多くいたそうで、息子もその1人でした。 ミカエル祭が近づいてきたある日、…
2025/06/10
優越感も、劣等感もなく~1期生保護者インタビュー~
今春、18期の卒業生を送り出した本校は、開校から25年目を迎えます。 開校当初は今とどんなところが違い、どのような様子だったのでしょうか。 1期生の保護者の方に、当時のお話を伺いました。 きっかけは新聞記事 教育関係の仕事をしているので、子安美智子さんの「ミュンヘンの小学生」を読み、「自由への教育」とは何だろうと興味を持っていました。自らが受けてきた教育とは何かが違うようだ、とも感じました。その頃、京都新聞の記事で、京田辺市に新しく、シュタイナー教育の全日制の学校ができると知り、すぐに電話をかけました。今思えば直感のようなものだったと思います。 入学してみて 子どもは8年生(中学2年生)で入学しました。7・8年の合同クラスで、ルールなど何もないところから始まった学校生活、本気で物事に向き合い、先生方とも時にはぶつかることもあったようですが、真剣に受け止め、向き合ってくださいました。いたずらっぽいこともたくさんしていたようですが、私たち保護者には何も言われませんでした。子ども一人一人を信頼し、しっかりと受け入れてくださっている、と感じました。 ないところから作る 入ってすぐに高等部設立W…
2025/05/30
『ひだまり』を通して感じる子どもの成長
この春5年生になった長男は、1年生の3学期に本校に編入学しました。 長男にとって、すでに友だちの輪ができた中に入っていくのは難しかったのか、2年生になっても、なかなかクラスメートと遊ぶことができませんでした。休み時間も、先生がみんなを誘って一緒に鬼ごっこをしてくれる時以外は、一人で折り紙を折って過ごしていました。 そんな長男が『ひだまり』に通うようになったのは、2年生の5月。私が仕事を始めたことがきっかけでした。週2~3日でしたが、仕事が終わるとすぐに自転車で1時間かけて次男の幼稚園を経由し、『ひだまり』へ長男のお迎えに行きました。そして帰ってすぐに夜ご飯を食べ、お風呂に入って寝かせる…という生活は、なかなかにハードで、思い返せば、長男の様子も十分に気にかけてあげられないまま、あわただしく1学期が過ぎていったように思います。 そして訪れた夏休み、長男にとって大きな変化がありました。 『ひだまり』でつながる その日、長男と次男と一緒に、学校のそばを散歩していました。すると、「○○!」と長男を呼ぶ声がしました。振り返ってみると、私が知らない子で、長男より少し年上に見えました。聞くと、長男よ…
2025/05/14
3年生の生活科
家づくりの日々
3年生の家づくりのエポックでは、校庭の隅に小さな家をつくります。息子たちのクラスは、モンゴルの遊牧民のゲルやイヌイットのイグルー、日本のかやぶき屋根の家など、世界のさまざまな家のお話を聞くことから始まり、どんな家をつくりたいか話し合いました。「日本の木や土を生かした、ゆったりとできる家をつくりたい」。そんなイメージにまとまっていったようです。 親方に教わる 家を建てるために割り当てられた「敷地」は、例年とは異なり、校庭から少し離れたところにある運動場の脇。竹やぶに隣り合っていて薄暗く、人があまり踏み入らない所なので、少しがっかりした子もいたようです。しかし我が家にとっては、偶然ですがうれしいことでした。というのも、そこは私たちの住む家のすぐ近くで、家づくりの様子を日々、間近に見ることができる場所だったからです。 息子はもともと力仕事が大好き。砂場では水路を作る「工事」に夢中で全身砂まみれ、山辺の神社では木の枝を集めて基地づくりに励むといった遊び方をしてきました。10月に家づくりが始まるとそれはもう楽しそうに、「大工の道具って動物の名前がついてるんやで。ネコとかトラとか。親方に教わった」…
2025/04/24
大好きな学童に行きたくなくなる時?
子どもは学童が大好き うちの子は体を使った遊びが大好きです。鬼ごっこ・一輪車・鉄棒・どろ団子つくり…etc。特に大縄跳びはうちの子に限らず子どもたちが大好きな遊びのひとつ。学童の先生が大きく大縄を回していると、上手にぴょんぴょん入っては出て、入っては出て・・「ずっと縄を回してたら先生は疲れないかな?」なんて子どもに聞いてみたら「縄を回したい!という子どもたちがいるんだよ。」とのこと。飛びたい子どもたち、縄を回したい子どもたち、どちらも主役で楽しいみたい。いっぱい遊んで泥んこで帰ってくるシャツや靴たち、母は洗濯頑張るぞ! 外遊びに飽きたら・・・お部屋でゆっくり 大工さんの保護者を親方にして、学校の保護者と一緒に作った学童の建物はとっても優しいスペース。敷物を敷いておままごとや、お絵かきしたり学校の手仕事の授業で覚えた編み物をしたり絵本を読んでもらったり、ゆったりとした時間が流れる室内あそびを楽しみます。 他学年が一度に集まる学童保育の魅力 小さいころに学童で過ごしてきた生徒でしょうか?11年生・12年生の生徒たちが放課後に遊びに来てくれることもありました。高等部のお兄さんお姉さんとの鬼ご…
2025/04/07
私たちで作る学童『ひだまり』
京田辺シュタイナー学校の学童保育はどのような場所でしょうか?実際にお子さんが学童保育に参加していた保護者の方から学童のあれやこれやを聞いてきました。 京田辺シュタイナー学校の学童保育、名前は『ひだまり』 すでに『ひだまり』は卒業していますが、我が家の子どもは沢山『ひだまり』で過ごしていました。私はフルタイムの仕事をしているので17:30まで子どもが安心して過ごせる場所があったことが、とても助けになりました。長期休みや本校ならではの行事予定により、平日がお休みの時なども子どもたちは通常通りの登校時間から、『ひだまり』で過ごせます。もし学童保育が無ければ、本校に入学することは叶わなかったと思います。それぐらいありがたい存在だなと感じています。 担任教員と学童保育者との情報共有 学童保育『ひだまり』は学校の敷地内にあります。担任教員と学童保育者が、日々のコミュニケーションを取りながら子どもの様子の共有が行われていることで、子どもたちの小さな変化を見逃さない体制が出来ていると感じました。現在、学童の保育者は保育士の有資格者や様々な社会経験を持つ学校の先輩保護者が担っています。先輩という垣根の低…
2025/03/19
学校でのようす
クラス替えがないということ
ある日のこと、息子に読み聞かせていた本の中に「クラス替え」の場面がでてきたので、「クラス替えって分かる?してみたいって思ったことある?」と聞いてみました。すると「んー?ずっと同じなのが普通やから、考えたこともないなぁ。」との返事が返ってきました。 各学年、クラスは1つずつ 本校では各学年は1クラスずつです。編入などで新しいクラスメイトと出逢うことはありますが基本的には12年生までずっと同じメンバーで、1年生から8年生までは担任も同じという環境で学びます。しかし息子のように、そのことを不満に思う子どもはあまりいないような印象を受けます。 その理由の一つとして、本校では行事や遊びの中で他の学年の人とも仲良くなれる機会が多くある、ということがあげられるかと思います。息子にも上級生・下級生に友だちがいます。他学年の人とも遊んだり、困りごとがあった時には助けてもらったりという話なども聞かれるので、人間関係は親の予想以上に広々としているのかも知れません。 入学を決める際の気がかり クラス内でいつも同じ担任教員に見守られながら同じメンバーと過ごす。そのことは子どもの安心感につながる一方で 「12年生…
2025/03/03
入学への道のり全編
入学までの道のり
我が家はこの学校に入学する直前までシュタイナー教育と無縁の日々を送っていました。シュタイナー学校の存在も知ってはいましたが、何やら不思議な教育法だし、自分とは別世界のことと思っていました。 シュタイナー幼稚園との出会い 娘は小さいころ、私と離れること出来ず、幼稚園も休みがちでした。年少の途中で引越しに伴い転園しましたが、状況は変わりませんでした。 そんな時、なんとか通える距離に、少人数の家庭的な雰囲気の園があることに気が付きました。でも、困ったことにそこはシュタイナー園です。娘は、テレビも見ているし、文字も書いているけれど、我が家でも大丈夫だろうか…。恐る恐る幼稚園に電話してみると、いつもお散歩にいく公園で保育の様子を見学させてもらえることになりました。石ころやどんぐりを拾っている子ども、元気に走り回っている子ども、そして穏やかな立ち姿の先生。なんだかそこだけほっこりした空気感です。「ここなら、大丈夫かもしれない!」思い切って転園を決めました。 シュタイナー教育との出会い 転園後もしばらくは登園したがらないだろうという私の予想とは裏腹に、なんと娘は翌日から普通に登園しはじめ、キツネにつ…
2025/02/07
保護者活動
校庭のルーツをたずねて
グラウンドの木々から落ちる実で子どもたちは思い思いに遊び、校庭は色とりどりの季節の花々やハーブで溢れる本校。初めて訪れた時、「ようこそ」と、植物たちが歓迎してくれているような気がしました。 でも、最初からこんな緑ゆたかな場所だったの? 今回は卒業生保護者さんに、校庭のルーツについて、いろいろなお話を伺ってきました。 土を耕すところから 開校当初、教員、そして保護者も、毎日をこなすだけで精一杯という日々でした。明らかにオーバーワークだった事務職員の代わりに、電話当番だけでも、と交替で学校に行き、夜は夜で連日会議続きの中、場の空気はなんとなくギスギスしていきました。学校のことを考えない日はなく、皆が学校の未来を考えているのに… そんな中、殺風景なところでは育つものも育たない、環境から整えていこう、と立ち上がった保護者がいました。当時、グラウンド周辺の土はガチガチに硬く、とても植物を植えられるような状態ではなかったそうです。石を拾い、硬い土をコツコツと耕し、知人の山からコナラなどの落葉樹の苗をもらってきて植え…、そんな姿を見て、「皆が学校のために話し合っているのに」という声も上がる中、ひとり…
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