京田辺シュタイナー学校の学童保育はどのような場所でしょうか?
実際にお子さんが学童保育に参加していた保護者の方から学童のあれやこれやを聞いてきました。
すでに『ひだまり』は卒業していますが、我が家の子どもは沢山『ひだまり』で過ごしていました。私はフルタイムの仕事をしているので17:30まで子どもが安心して過ごせる場所があったことが、とても助けになりました。長期休みや本校ならではの行事予定により、平日がお休みの時なども子どもたちは通常通りの登校時間から、『ひだまり』で過ごせます。もし学童保育が無ければ、本校に入学することは叶わなかったと思います。それぐらいありがたい存在だなと感じています。
学童保育『ひだまり』は学校の敷地内にあります。担任教員と学童保育者が、日々のコミュニケーションを取りながら子どもの様子の共有が行われていることで、子どもたちの小さな変化を見逃さない体制が出来ていると感じました。
現在、学童の保育者は保育士の有資格者や様々な社会経験を持つ学校の先輩保護者が担っています。先輩という垣根の低さに、ちょっとした心配事や悩み事などを打ち明けることもできる学童保育者は、子どもだけではなく保護者にとっても無くてはならない存在です。
この学童保育『ひだまり』は、本校の学童なのですが、一般的な学童とは少し違う点があると思います。日々のおやつの買い出し、シーズンごとのお着替え入れ替えのよびかけ、非常食の管理から学童スペースの大掃除、利用者数の管理や参加費についての事務仕事など運営は『ひだまり』に子どもたちが通う保護者で話し合い、助け合いながら行っています。
仕事をしながら「学校の運営も保護者・学童の運営も保護者」大変じゃない?と聞かれることもありますが、仕事をしているからこその目線が役立つこともありますし、運営に関わることによって学校や学童とのかかわりが深くなるなど得たものが多く、親子ともどもより豊かな学校生活となったと感じています。
次回は学童で過ごす子どもたちの様子をご紹介します。
<6年保護者>