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保護者ブログ
2019/07/04
高認 受験準備中
NPO法人である京田辺シュタイナー学校では、高等部を卒業しても最終学歴としては中学卒業ということになります。そのため、ほとんどの生徒が進学や就職に備えて高等学校卒業程度認定試験(以下、「高認」)を受験しています。今年11年生になった娘も、新学期早々に高認の出願書類を学校から持ち帰りました。受験案内のパンフレットの内容について先生から説明を受け、必要な書類は自分で揃えるようにと言われたようです。「収入印紙って、どこで買うん?」「住民票をとるときは何を持って行けばいい?」など分からないことを聞きながら、必要なものを自分で準備して受験願書を記入し、発送していました。(ちなみに、収入印紙がどこで買えるかは、受験案内にもちゃんと載っています)受験科目は、先生や先輩から聞いた話と自分の得意不得意を考えて決めたようです。授業で過去問を解いているらしく、ときどき「これ分かる?」と私に出題することも。科学が進歩したためか、あるいは単に忘れただけなのか、私は習った覚えのない理科の問題などもあり、「こんな問題を解いているのか~」と思いながら一緒になって問題用紙を眺めたりしています。8月の試験まで、あと1ヶ月…
2019/06/19
卒業演劇の日々 『ゲド戦記~影との戦い~』
12年生は、6月末にある卒業演劇本番に向かって、練習と準備の日々を送っています。京田辺シュタイナー学校の卒業演劇では、それぞれの役柄の他に、舞台美術、音響、演出、台本、こういった演劇を構成する係も生徒たちで担い、劇を作り上げてゆきます。劇の稽古の他に係グループごとの作業もあり、生活は演劇一色になっています。日中はあっという間に過ぎてゆくようで、お弁当を残す日も増えています。それは食いしん坊の息子にはいまだかつてなかったことで、日中の余裕のなさが察せられます。 あまり食べずに日中過ごしていますので帰宅するとお腹はペコペコ、黙々と夕飯を食べて、ようやく一息つくと、ぽつりぽつりとその日のことを少しだけ話します。「あと3日で、あと数十着衣装作るから、(裁縫が下手な)僕なんかでも縫うのを手伝うんだよ」と、息子の言葉からは、皆で精一杯取り組んでいる状況が伝わってきます。でも、聞いていて気になったことをちょっと尋ねると、とたんに不機嫌になり口をつぐみ、会話のキャッチボールはできません。演劇について母親とは話したくないというのがありありで、息子のつぶやきを、ただただ聞いているのみです。 めずらしく、息…
2019/06/05
たかが石、されど石
6年生の息子は今、鉱物学のエポックに取り組んでいます。こっそりノートをのぞいてみると、地下から真っ赤なマグマが噴出する絵とともに、火山岩(マグマが地表で急激に固まったもの)、深成岩(マグマが地下深くで固まったもの)、堆積岩(海底に砂や泥が積もったもの)などの言葉が記され、ページをめくると六角形の水晶が水色のグラデーションで美しく描かれておりました。 そんな折り、木津川の河川敷で開かれる「かわらの石観察研究会」なるイベントへのお誘いがクラスであり、参加しました。主催は京都にある公益財団法人・益富地学会館。5月下旬の日曜日、クラスの担任、子ども、保護者、約30人が参集。他にもたくさんの親子連れの方々がおり、皆でJR加茂駅から歩いて木津川に向かいました。岩石や鉱物の分類を簡単に教えてもらい、ハンマーを手に広い河原へ散らばります。 普段は気にもしない石は、ごつごつ、ざらざら、白っぽいもの、黒っぽいものなどさまざま。鉱物鑑定士の先生たちが初歩的な質問でも答えてくれます。子どもたちはハンマーで花崗岩を割って断面に黒光りする電気石(トルマリン)を見つけて喜んだり、雲母がキラキラ光る石や変わった模様…
2019/05/27
化学の授業でお泊まり会
長いゴールデンウィークが終わってすぐに、7年生の次男のクラスでは化学の授業を夜に行うという事で、学校でお泊まり会がありました。どうして夜に授業をするの?と不思議だったのですが、担任教員からの説明でなるほどと納得しました。その授業は「燃焼」についてでした。担任教員が以前持ったクラスでは、昼の授業中に焚き火をして観察したそうです。が、外が明るくて微妙な色が分かりにくかったとのこと。そこで今回は夜に焚き火をする事にチャレンジしてみよう、と考えたそうです。その授業では、普段何気なく見ているものをよく観察する、という事をしたそうなのです。子供達は、炎の色が薪のそばから青→緑→黄→橙→朱→赤と変化していっている様子を見ることができたそうです。その話を聞いて、炎の色ってそんなに種類があるのだな、と私も驚きました。また、自然物(動物性の物、植物、鉱物で加工していないもの)を持ち寄り、その火で燃やす、ということもしたそうです。「動物の毛は臭かった!」など、目で見て、鼻で匂い、火の暖かさを感じ、五感を使って、炎を体験したようです。夜の授業が終わった後は、次の日も授業があるので、すぐに就寝したようですが、そ…
2019/05/14
春のメンテナンス&交流会
気持ちよく晴れたGW初日、京田辺シュタイナー学校では「春のメンテナンス&交流会」がありました。学内でのバザー、学校のメンテナンスを通しての保護者と教員の親睦、新規家庭(新1年生・編入生)と在校家庭の交流、など諸々の企画が一緒になって、ここ数年は次のような一日となっています。まず、午前中は校舎や校庭のメンテナンス。高等部生徒と教員、保護者、そして卒業生やその保護者が参加します。今年の作業内容は木部(本校は廊下や外壁に木材がたくさん使われています)への紙やすりがけとオイル塗装、竹垣を作って道路との境界に設置、草引き、暖房器具と扇風機の入れ替え、換気扇・蛍光灯の掃除、など。他にも、教室の壁の漆喰を塗りなおしたり、樹木の剪定をしたりする年もあります。参加者全員が校庭に集まって簡単な説明を聞いたのち、各自必要な道具を持って、それぞれの作業場所へ。途中休憩をはさみながら3時間ほど、そろそろお腹がすいてきたな、という頃にもう一度校庭に集まります。その少し前から、各教室では、いろいろなお店が準備を整えています。販売するものは、お弁当やお菓子、お茶やジュースやコーヒー、古着・本・雑貨などのリサイクル品、…
2019/04/22
進学式
12年間一貫教育の京田辺シュタイナー学校において、子どもたちは8年生で初等、中等部を卒業します。そして高等部に上がる9年生の4月、『進学式』に臨みます。 新年度4月の初めての登校日は、全校生徒がホールに集まり、それぞれの進級を迎えるのと同時に、進学式が執り行われます。昨春、私は9年生保護者として、初めてこの進学式に参加しました。新しく高等部のメンバーとなった9年生たちはステージに立ち、名前と高等部での抱負を一人一人発表しました。高等部の先輩たちからは、文具のプレゼントをもらい、お祝いとして歌を歌ってもらいました。小さい時から常に音楽が身近にあることが、素晴らしいハーモニーとなって響きあうのだということを実感した日でした。 その感動から1年が経ち、我が家の長男は10年生へと進級し、迎えられる側から迎える側へと移りました。今年は9年生のお祝いのために、朝早くから歌の練習や、進学式後の歓迎会の準備に勤しんでいました。 月日の流れの速さに驚くとともに、先輩から後輩へのバトンは確実に受け継がれ、その伝統は温かさとともにあるということを感じました。:y…k:
2019/04/02
かがやき
「シュタイナー学校って、通信簿あるの?」親戚や、友人から、聞かれることが時々あります。答えは、「YES」でもあり、でもやっぱり「NO」ともいえるような・・・。京田辺シュタイナー学校では、1~8年生の初、中等部は年度末に1回、9~12年生の高等部は学期末毎に「かがやき」といういわゆる通信簿のようなものをもらいます。娘が1年生の春休み、私がはじめて「かがやき」を目にした時の第一印象は、「アレ、数字が無い!?」。そうです、「かがやき」には、お馴染みの評価を表す、数字やアルファベットなどの記号はありません。表紙をめくると、まず目に飛び込んでくるのは、詩です。これは、それぞれの子どもに向けた担任の先生自作の詩で、内容は、子どもを勇気づけるようなものや、導いてくれるようなもので、その時々によります。毎年、その時の子ども自身にしっくりくる、宝物のような存在です。2ページ目は、1年間のメインレッスンの学びや学校生活の様子を丹念に綴った担任の先生の言葉で埋められています。3ページ目以降は、専科と呼ばれる英語や中国語、手仕事、体育など各教科の先生から、それぞれの授業での子どもの様子が記されています。学年が…
2019/03/25
All for One
京田辺シュタイナー学校は「親と先生でつくる学校」。その場の一つが、親も先生も参加して自由なテーマで意見交換する「全体集会」です。学期に1度、年3回ほど開かれ、毎回100人以上が参加します。先月あった集会のテーマは「持続可能な教育環境を考える」。今回は先生方の働き方、給料や生活状況についても突っ込んで話し合いました。NPO法人立である私たちの学校には一条校(※)のような公費助成はなく、財政は潤沢ではありません。先生方は家族を養いながら何とか生活をやりくりしています。それでもある先生は「子どもたちを、この学校を愛している」と言い、またある先生は「子どもと接している時、自分は何て幸せだろうと思う」と語り、その思いと志が胸に染みました。この学校は先生方に支えられ、また同時に私たちが支えていることを互いに共有する場でした。巨大な経済社会の中で、ともすると自分の位置を見失いそうになります。この学校にいると、自分はコミュニティーの一員なのだと改めて思います。One for all, All for one を実感するのです。 N.S.※京田辺シュタイナー学校は、学校基本法に基づく学校(いわゆる一…
2019/03/20
労働体験実習を受け入れて
9年7年の保護者です。レストランを経営しています。普段はほぼ仕事をしているので、他学年の子どもたちのことは、あまり詳しくありません。それが、昨年、私のお店に労働体験実習で、11年生の男の子がやってきました。本校では、11年生になると、自分の興味のある職業を約1週間体験するというカリキュラムがあるのです。来る子どもの方も不安でしょうが、受け入れるこちら側も、実は不安です。どんな子だろう、どう接したらいいだろう、どんな経験を持ち帰らせてあげることが出来るだろうなど、色々悩みました。悩んだ挙句に、学校の子どもだということは忘れて、特別扱いはせず、普通の社会人として接することに決めました。「声が小さいよ」とか「挨拶はハッキリね」など当たり前のことを注意します。厨房職が希望ということでしたが、せっかくの一週間だから、レストランの仕事を出来る限り見せてあげようと思い、掃除・ホール・企画・広報など、料理を作る以外の仕事もなるべく経験してもらいました。教える中で、「あれ、これまで私が教えてきた若者たちとはちょっと違うな」と思ったことが二つあります。一つは注意をされたときに素直だということ。もう一つは、…
2019/02/26
年例祭
2月下旬、京田辺シュタイナー学校の年例祭がありました。年例祭は、年度の終わりに、1年から12年までの各クラスがその年の学びを披露する行事です。わが子のクラスはもちろん、他学年の子どもたちの成長も身近に感じられて、毎年楽しみな行事のひとつです。内容は楽器の演奏や歌、オイリュトミー、劇などクラスによってさまざまですが、例年5年生は他のプログラムよりも少し多めに時間を取って劇を披露します。今年はギリシャ神話のペルセウスを題材にした劇でした。場面転換のたびに、大道具小道具を出し入れするのも全部5年生の子どもたち。慌てるでもなく粛々と作業を進めると舞台袖に一旦退場し、それから新たな場面が始まります。普段10年生(高校1年)の娘を見ている私からすると、5年生なんてまだ幼く見えるのに、落ち着いているなあ。娘が5年生の時はこうだったかな・・・?その日の帰り道、5年生の劇が話題に上りました。娘が言うには、「みんな役者さんやで~。舞台袖では(小道具の準備などで)バタバタ走り回って、ワイワイしているのに、出番になったらすーっと(落ち着いて)出て行ってた」舞台裏はそうだったのですね。8年生での卒業演劇や10年…
2019/02/11
節分
「今日、鬼来たで~」と、学校帰りに2年生の末っ子が嬉しそうに教えてくれました。節分の頃になると、京田辺シュタイナー学校でも豆まきの行事が行われます。今年は7年生と高等部有志の生徒達が‘鬼’になって、各クラスに登場したようです。大きい学年には、鬼たちはそれなりに怖く登場するらしいのですが、2年生のクラスには、あまり怖がらせないようにやって来てくれたようです。「窓の外にいてるのが見えてるねん。それで、(太鼓が)ドンドンってなったら入ってくるねん。」2年生は去年1度体験しているので、怖いというより、みんなワクワクドキドキしていたそうです。子どもたちから豆を投げつけられて‘鬼’は帰っていくのですが、その時に毎年クラスの中から2人程‘鬼ヶ島’に連れて行かれます。‘鬼ヶ島’といっても怖いところではなく、行った人は鬼のお面をもらって帰ってくるそうです。そして一緒に、梅の蕾の枝を持った‘福の神’もやって来てくれます。節分行事は、立春の前日に邪気を追い払うという由来があるそうです。暗く寒い冬の季節が終わりを告げ、これから明るい春になっていく、という季節のリズムを‘鬼’と‘福の神’が象徴しているのだろうな…
2019/01/27
手毬づくり体験会に参加しました
先日京田辺シュタイナー学校で開かれた「讃岐かがり手毬」のワークショップに参加しました。教えてくれたのは、本校12年生(高校3年生)の生徒です。これは卒業プロジェクトの一環で、彼女は自身の卒業プロジェクトで文化・伝統工芸をどのように未来につなげていけるかをテーマとして取り組んでいるそうです。香川県の伝統工芸品であるこの手毬を彼女自身も作っているのですが、今回は学内向けに体験してもらおうということになったようです。もともと手仕事が好きな私は早速申し込みました。当日は、お母さん方を中心に高等部生徒も混じり、彼女が作ってくれた毬の土台に好きな色の糸を重ね合わせていきました。カラフルな綿糸はすべて彼女が草木染めをしたもので、なんともやさしい風合いに、糸を見ているだけでうっとりしてしまいました。土台の毬の色もそれぞれ、またその上に重ねる綿糸の色もそれぞれで、悪戦苦闘しながらも完成した手毬をみていると、その人その人の個性が表れていると感じました。12年生の彼女は堂々としたもので、本当に初めて人に教えるのかな?と思うくらいテキパキしていてとても感心しました。卒業プロジェクトの本発表まであと1ヶ月。その…
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