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2019/12/18
せんせいの詩
「このあいだの朝ね、先生の詩だったんだよ」ある日、2年生の娘が言いました。毎日、朝の時間に子どもたちの詩を順番に読むのですが、それは1年生の「かがやき」(学年末に先生がその一年の子どもの様子を文章で伝えてくれる「通信簿」のようなもの)の時に先生が一人ひとりに贈ってくれた詩です。私 「そうなの。先生の詩もあるんだね。先生が自分で作ったのかな?」娘 「ちがうの。〇〇(娘の名)が作ったの。◎◎ちゃんと一緒に。先生のマークはハリネズミだから、ハリネズミの詩」後日、先生とお話した際に、様子をうかがいました。子どもたちが「先生の詩がないから作ろう!」と盛り上がった翌朝、「今日は先生の詩やで」との言葉を合図に、“先生の詩の時間”が始まったとのこと。先生は子どもたちに促されるまま座り、みんなが歌を歌い、ある子が先生役として蝋燭を持ち、詩を読んでくれたそうです。蝋燭の動きをはじめとした一連の所作は普段通り、先生と子どもたちが入れ替わった形で、詩の時間は粛々と進められたそうです。先生は「2年生になると、子どもたちの悪戯がパワーアップしたり、注意しても聞かなかったりして、時にはぐったりと疲れてしまう事もある…
2019/11/28
さつまいも作り
現在6年生の次男の好きな授業の一つが園芸です。園芸の授業は、3年生生活科での米作り以来3年ぶりです。6年生は、週に一度、畑に向かいます。園芸の授業がある日は、必ず「お土産」があります。秋になってからは、サツマイモ、チンゲンサイ、ダイコンの間引き菜などを持ち帰りました。クラスのみんなと食べる用のサツマイモは、学校に置いてあり、甘くなるのを待っているのだそうです。そんなある日、次男が「お母さん、この前持って帰って来たサツマイモ、来週持って行くから使わんといてな。」と言ってきました。てっきりみんなで食べるのだなと思っていたら、美術の授業で使うとのこと。今、6年生の美術では、鉛筆でデッサンをしていて、その素材にするというのです。成長を見続けた食物を、自分たちで収穫し、料理をし、デッサンに使う。育てた食物は園芸の授業の枠を越えて生かされています。シュタイナー教育で大切にしている「関わり」や「つながり」を見たような気がしました。:y…k:
2019/11/19
5年生 オリンピック
「体育でオリンピックの練習が始まったよ!」5年生の1学期が始まってすぐ、息子が嬉しそうに教えてくれました。短距離走や長距離走など、自分の体だけを使う競技のほかに、円盤投げや槍投げなど、初めて手にする物を使って、それを体の様々な部分を使って投げるということは、思いのほか難しかったようです。先生の話をよく聞き、言われたとおりに体を動かすことに気をつけて、うまくできたり、できなかったり・・・。2学期になると、世界史の授業の中で古代ギリシア、古代オリンピックについて学んだそうで。「オリンピックは、美しさを競うんだよ。オリンピックをするときは、戦争していても休戦するんだよ」あまり学校の授業で学んだことを家で話さない息子が、とても興味深そうに話してくれる様子や、その内容には、とても心を惹かれました。今年は愛知シュタイナー学園より5名、福岡シュタイナー学園より13名が参加され、総勢43名で迎えるオリンピックです。残念ながら、前夜祭は雨の中での開催となりましたが、たいまつをもって行進する姿、雨の中、消えずに燃え続ける炎のもと、1人1人がオリンピックへの誓いを宣言する姿に、今までにない子どもたちの力強さ…
2019/10/26
太鼓の響き
「どんつく、どんつく、どんどんつく…」。このところ、我が家には勇ましい掛け声が鳴り響いています。 京田辺シュタイナー学校の秋祭り&バザーでは、オープニングとクロージングに6年生による和太鼓のセレモニーがあります。入学前に遊びに来たバザーで、初めて太鼓を見た時は、ずっと遠い先のことのように思っていましたが、今年は娘が太鼓を演奏する番となりました。 9月半ばから、クラスのみんなが待ちに待った太鼓の練習が始まりました。先日は、6年生保護者のための太鼓体験会があり、我が家も夫婦で挑戦しました。すっかり耳に馴染んだ節回しは、簡単そうに思えましたが、大間違い。節に合せて手を伸ばしたり、足を曲げたり。その上、出来る限り腰を落とさねばならず、30分ほどで汗びっしょり。運動不足が祟って、膝はガクガク。気が付けば、真剣な面持ちの大人を、子供たちが余裕の笑みで囲み、いつもと立場が逆転しています。自分の親の姿にゲラゲラ笑いながらも、子ども達が根気強く教えてくれたおかげで、最後は、なんとか通しで演奏することができました。はじめての太鼓は、下手ながらも胸を揺るがすような響きと共に、爽快感のような達成感のような、不…
2019/10/24
「シュタイナー教育100周年記念イベントin京都」について
11月3日(日)・11月4日(月・祝)の二日間、【世界がかわる学び-シュタイナー教育100周年記念イベントin京都-】を開催します。この両日にはさまざまな催しを企画しており、内容は盛沢山です。日本で培われたこの教育の広がりと、京田辺シュタイナー学校の活力をじっくりと味わっていただけるよう、保護者、教員、皆で準備しています。 今回の催しの大きな柱となっているのは、全国のシュタイナー学校7校が協力して作成した【シュタイナー教育100周年記念 写真パネル展】です。世界で初めてのシュタイナー学校が生まれて100年の年にあたり、パネル作成と動画作成の企画が持ち上がりました。パネルと動画の作成までには何度も話し合いを重ね、内容を検討しました。 写真パネルには、日本の文化の中に根を下ろした教育の様子が表れており、また、医療、建築、農業についても触れ、興味深い内容となっています。このパネル展示は各地を巡回展示し、大きな会場でも狭く感じるほどにボリュームがあります。今回の京田辺シュタイナー学校の校舎内での展示では一部屋ではおさまらず、二つの教室を使用してする予定です。 また、同じく7校の協力のもと作成…
2019/09/21
木で物を作る
最近、3年生の息子が木で物を作ることにはまっています。最初は、「木で机を作る!」と言って枝を拾ってきていたのですが、さすがに枝だけでは机を作るのは難しいということで、父親も巻き込んで、板を買ってもらい、のこぎりで切って、ネジで止め…と、にわか大工さんになって楽しんで作っていました。出来上がった机はキャンプにも持っていって、調理台として活躍。それからも図書館で本を借りてきて、「何が作れるか?」と探したり、「家を作りたい!」と、家の床から天井を測っては、設計図らしきものを作ったりして、夢は広がっているようです。 ちょうど3年生のメインレッスンでは、世界の風土の違いによる様々な家のあり方を学んで、それから実際に「家づくり」をしていくことになっています。「今日は山の上にある水(湖か池?)の上に家を作っているところがあるって聞いた(学んだ)」などなど、世界のユニークな家の授業も興味津々です。そして、実際の家づくりもとても楽しみにしていて、お友達と一緒に「地下に秘密の部屋を作りたい」などと話しているようです。 また今回、毎年校庭に建てている‘家’とは別に、農場の一角を借りて、森の木や草、土などの…
2019/09/11
ミニプロ 8年生の夏休み
8年生の娘はこの夏、ミニプロ(※)に取り組みました。4月から何をするか決めはじめ、GWの宿題はミニプロの計画を立てることでした。娘はやりたいなと思うものはたくさんあったようですが、迷った末に7年生の夏休みの宿題の自由研究でやった「お話をつくる」を発展させた「本をつくる」に決めました。お話をつくることはもちろん、製本の仕方を調べ、試行錯誤の日々でした。娘はお話を書くのが好きで、これまでにもいくつか書いています。いつもは「お話はもう頭の中にある」と言っていたのですが今回は少し難しかったようです。いくつも書き始めては違う…というのを繰り返し、行き詰まっていました。ある日「お母さん、お話が来た!」と言って机に向かう日が続きました。お話が完成しても終わりではありません。誤字脱字、言い回し、登場人物のつながり…何度も見直しては修正していました。1ページに何文字書くかを計算し、余白や挿絵のスペースを考えたり…なんとか清書にこぎつけました。そこで、やっと製本です。お話を書きながら製本の試作も繰り返していました。思うようにはいかず何冊もの本にならないノートができました。夏の終わりにようやく本が完成しまし…
2019/08/26
『2019年夏 企画展 in 渋谷』に参加しました
猛暑の中、『2019年夏 企画展 in 渋谷』に、京田辺シュタイナー学校のスタッフとして参加してきました。 来場者が会場に入ると、一番に訪れるのはパネル展でした。100周年を記念して全国のシュタイナー学校7校が協力して各校から集めて作り上げたこのパネル展示はとても好評で、会場全体にあたたかな雰囲気が広がっていました。 パネル展の近くの部屋では、親子の遊び場、ミニ体験、学校紹介、卒業生のコーナーなど、保護者や卒業生と来客の方々が気軽に交流できる場になっていました。私は京田辺シュタイナー学校の紹介ブースで、興味を持ってくださった方の質問にお答えしていましたが、一番多い質問は卒業後のことでした。この教育を受けてどう育ってゆくのか、さらにその先はどうなってゆくのか、みなさん教育のその先のことに興味をもってくださっていることがよく分かりました。 隣の卒業生コーナーでも質問される方が多かったようで、卒業生の青年が、自分が受けた教育のことを一生懸命説明していました。内側から言葉があふれてくるような青年たちの様子からは、卒業演劇や卒業プロジェクトのときの12年生の姿と通じるものを感じました。 会場で…
2019/08/12
ぬいぐるみに夢中
夏休みに我が家に新しい家族がやってきました。家族と言っても動物、しかもぬいぐるみです。京田辺シュタイナー学校では、例年6年生は手仕事の授業でぬいぐるみをつくります。先生の「四つ足の動物であれば好きなものを作っていい」との言葉に、娘は迷わず、ずっと飼いたかったウサギを選びました。綿の簡素な布で作られたこのウサギ、四枚の布を剥ぎ合わせただけの素朴な佇まいで、売り物には無いなんとも言えない味わいがあります。でも、よく見ると、ただのゆるキャラではなさそうです。改めて型紙の起こし方を尋ねてみると、娘が描いた、ウサギを横から見た一枚の絵を元にして、あとは、絵の上の方を折り、体の厚み部分を割り出しただけというから驚きです。私が上手く飲み込めずにいると、「そんなこともわからないのか」という顔で、娘は型紙づくりを再現してくれましたが、やっぱり狐につままれたような感じです。なんでも、洋裁の道に進んだ卒業生も、このぬいぐるみの授業を振り返って、専門の学生でも難しいようなことをしていたんだと改めて驚いたとか。一学期の終わりには、学校で手仕事の先生の説明を交え、他のクラスメートの作品を見る機会に恵まれました。ネ…
2019/07/16
8年生 修学旅行
京田辺シュタイナー学校では8年生で初等・中等部を卒業します。 8年生の娘のクラスは6月下旬に修学旅行で西表島に行きました。担任教員が子どもたちにたくさんの体験をさせたいと盛りだくさんな修学旅行となりました。西表島のことを自分たちで調べて作りあげたガイドブックのような修学旅行のしおりを携え、京田辺にいては味わうことのない時間の流れ、大自然の凄さを感じることができたようです。土産話は尽きません。マングローブトレッキングで足にまといつく鉄分を含んだ泥が気持ちよかったこと。男子が10センチ位の巨大しじみを20個獲り、ガイドさんに食べ方を教わって茹でたものをおそるおそる口にしたこと。サバイバルキャンプではサバニとカヤックで無人島に渡り、食材はお米だけを持って行きあとは島で調達したこと。魚のお刺身は美味しかったけれど、パパイヤと魚のスープ、貝と炊いたご飯が塩辛く涙が出そうになったこと。砂浜で満天の星空の下で眠ったこと。ちょっと家に帰りたいなと思ったこと。サンゴ礁のシュノーケリングでイソギンチャクにいるクマノミがかわいかったこと。…他にも色々話してくれましたが、娘の一番の思い出はキャニオニングで5メ…
2019/07/04
高認 受験準備中
NPO法人である京田辺シュタイナー学校では、高等部を卒業しても最終学歴としては中学卒業ということになります。そのため、ほとんどの生徒が進学や就職に備えて高等学校卒業程度認定試験(以下、「高認」)を受験しています。今年11年生になった娘も、新学期早々に高認の出願書類を学校から持ち帰りました。受験案内のパンフレットの内容について先生から説明を受け、必要な書類は自分で揃えるようにと言われたようです。「収入印紙って、どこで買うん?」「住民票をとるときは何を持って行けばいい?」など分からないことを聞きながら、必要なものを自分で準備して受験願書を記入し、発送していました。(ちなみに、収入印紙がどこで買えるかは、受験案内にもちゃんと載っています)受験科目は、先生や先輩から聞いた話と自分の得意不得意を考えて決めたようです。授業で過去問を解いているらしく、ときどき「これ分かる?」と私に出題することも。科学が進歩したためか、あるいは単に忘れただけなのか、私は習った覚えのない理科の問題などもあり、「こんな問題を解いているのか~」と思いながら一緒になって問題用紙を眺めたりしています。8月の試験まで、あと1ヶ月…
2019/06/19
卒業演劇の日々 『ゲド戦記~影との戦い~』
12年生は、6月末にある卒業演劇本番に向かって、練習と準備の日々を送っています。京田辺シュタイナー学校の卒業演劇では、それぞれの役柄の他に、舞台美術、音響、演出、台本、こういった演劇を構成する係も生徒たちで担い、劇を作り上げてゆきます。劇の稽古の他に係グループごとの作業もあり、生活は演劇一色になっています。日中はあっという間に過ぎてゆくようで、お弁当を残す日も増えています。それは食いしん坊の息子にはいまだかつてなかったことで、日中の余裕のなさが察せられます。 あまり食べずに日中過ごしていますので帰宅するとお腹はペコペコ、黙々と夕飯を食べて、ようやく一息つくと、ぽつりぽつりとその日のことを少しだけ話します。「あと3日で、あと数十着衣装作るから、(裁縫が下手な)僕なんかでも縫うのを手伝うんだよ」と、息子の言葉からは、皆で精一杯取り組んでいる状況が伝わってきます。でも、聞いていて気になったことをちょっと尋ねると、とたんに不機嫌になり口をつぐみ、会話のキャッチボールはできません。演劇について母親とは話したくないというのがありありで、息子のつぶやきを、ただただ聞いているのみです。 めずらしく、息…
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