ある日、3年生の息子の連絡ノート(次の日の持ち物などを先生が黒板に書いて、それを書き写しているようです。)に「大根がほう作です。ろう下に干しはじめました。たくあんが楽しみです。」と書かれてありました。
少し前に、7年生の息子も「園芸の時間に収穫した」と言って、大根を持って帰ってきてくれていました。今年は学校の畑で大根が豊作だったようです。
週末に学校に用事があって行ってみると、3年生の教室の前に、綺麗に洗われた大根が干されていました。
そういえば、春にはよもぎを摘んできて、よもぎ団子を作ったり、梅雨時期には学校にある梅の木から実をもいで、梅干しや梅ジュースを作っていました。秋には、3年生の教室の前には、干し柿や収穫した稲も干されていたっけ。
息子は、その干し柿を2学期の終わりに少し持って帰ってきて、大切に食べていました。毎年、3年生の生活科では、季節の手仕事が楽しそうに行われています。
自分たちで育て、収穫し、作った食べ物は、手間をかけ、楽しみに待った分だけ、より美味しく感じることでしょう。こうやって毎年季節が巡ってきて、その時分の暮らしの仕事ができるのは、本当に有難いことだなぁ、と思うのでした。
n.m.