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2019/01/08
子どもと過ごす冬休み
あけましておめでとうございます。本年が皆さまにとって、よき年となりますようにお祈り申し上げますみなさまはどのような冬休みを過ごされましたでしょうか?我が家は、毎年、冬休みの大半を京田辺で過ごします。5年生の娘は、夏休みには、川やプールへと連日のように出かけますが、冬休みは打って変わって、家の中でほっこりと過ごします。クリスマスまでは、お友達や家族へのクリスマスカードやプレゼントを作ったり、ツリーの飾りつけを作ったり。そして、クリスマスが終わると、カレンダー作りが始まります。1年生の時に「自分の絵のカレンダーを作ってみたい!」と言ったのがきっかけですが、この時は数枚の絵を描いただけで完成しませんでした。2年生になって、再びチャレンジすると、なんとか12枚の絵を描けるようになりました。その後、3、4年生と、徐々に、娘の担当箇所が増えていきましたが、暦の部分を書いたり装丁したりなど、作業の大半は私がしていました。そして、5回目となった今回、いつ、手伝ってと言われるかと思っていると、「ママ、見て!」いつの間にか娘が一人で仕上げたカレンダーを見せに来ました。季節にちなんだ12枚の絵は、自分の好き…
2018/12/17
りんごろうそく
12月に入り、街はクリスマスの光や音楽に満ちています。 クリスマス前の約4週間はアドヴェント(待降節)と呼ばれますが、京田辺シュタイナー学校では、その初日である日曜の日没後に1、2年生が「アドヴェントの庭」という行事を行います。 「生命(いのち」の蝋燭」を中央に置き、樅や檜葉など常緑樹の枝によって螺旋状にかたどられた道。ライアーのひそやかな音が響く中、子どもたちが一人ずつ、蝋燭を立てた林檎を持って螺旋を入り、中央の蝋燭から光を取ります。向きを変えて戻る途中、星型の印がある場所に、灯のついた「りんごろうそく」を置き、螺旋を出てまた元の席に着きます。 はじめ、生命の蝋燭の他に数本の蝋燭が灯っているだけのホールはほとんど真っ暗で、子どもたちも緊張していますが、一人また一人と進んで行くうちに、螺旋の道にぽつぽつと置かれたりんごろうそくがやさしく光り、皆の心も暖められるように感じます。幼い足取りながらも厳粛な面持ちで歩く子どもと、少しずつ増えてゆく螺旋の光はとても幻想的です。 クリスマスという宗教的な行事に関連づけられてはいますが、シュタイナー教育独特のこの行事には、子どもたちへの教育的な配慮…
2018/12/01
器楽部のこと
11年生の息子は、9年生までは野球部でしたが引退後(野球部は9年生まで)、10年生から器楽部に入りチェロを担当しています。オーケストラで弾く経験はほとんどなかったのですが、いつのまにか低音部を支える楽しさに目覚め、充実した放課後を過ごしています。 秋には、一年に一度の学内向けの定期演奏会がありました。楽しんでもらいたいという想いが伝わってくる、暖かで居心地のよい演奏会で、小さな子どももあきずにリズムに合わせて音楽を楽しんでいました。 定期演奏会は12年生の引退の節目でもあり、息子たち11年生は下級生を教える立場になりました。2学期後期から始まる6年生の体験入部も11年生がリードをとって進めます。毎晩帰宅すると翌日の準備のために、楽譜や五線譜を机に広げます。 「音階を弾くだけじゃおもしろくないから、簡単に合わせられる曲を用意しておくんだ」と、楽器経験が少ない下級生でも楽しく体験できるために工夫しています。 冬の終わりに部内演奏会もあるので、後輩のためのソロ曲も見繕っています。部内演奏会は、定期演奏会とは違い全員で弾くのではなく、ソロや、くじ引きで決まったメンバーとのアンサンブル、自主的…
2018/11/24
ランタンウォーク
京田辺シュタイナー学校では、11月の初めに2年生がランタンウォークという行事を行います。ランタンウォークは、日本では有名ではありませんが、ヨーロッパでは11月11日の聖マーティンの日の頃に、聖マーティン祭(またはランタン祭)を行い、子ども達が様々なランタンを作ってお祝いするそうです。 本校の2年生も、水彩絵の具で色をつけ、菜種油を塗った画用紙を折って、ランタンを手作りしました。その作業は楽しかったようで、家に帰ってきてからも、ミニランタンを作っていました。そして、近くの竹林で拾ってきた枝を、針金でランタンに取り付けてもらい、完成。 ランタンウォーク当日は、手作りのランタンにろうそくの火を灯し、その明かりだけで暗い竹林の中を歩く、という体験をした2年生。学校の2階で見ていると、暗い中、みんなのランタンの明かりだけが光っている様子は、幻想的なものでした。 学校に行く前に「暗いところに1人で行くのは怖いけれど、みんなと一緒なら大丈夫かな」と話していた子どもは、帰り道で「やっぱりちょっと怖かったけど、大丈夫やった」と話してくれました。1年の中で1番昼が短い冬至に向かって、段々と日暮れが早まり…
2018/11/13
測量実習
10年生の娘のクラスでは、秋休み前のメインレッスンで「測量」を学んでいました。学校周辺で測量機器の使い方を練習したり、計算方法を習ったりしたのち、近隣の野外活動センターに通って4日間の測量実習。3つのグループに分かれてそこの土地を測量し、最終的には各自が200分の1の測量図を作成するとのことでした。測量を担当する先生によれば、測量実習は、数学で学んだ三角関数が生活の中でどのように使われているのかを実地の作業を通して学ぶという目的のほかに、自分の行動の結果が自分に返ってくる、ということを「誤差」を通じて体験する機会としても大事なのだそうです。なるほど。いい加減な測量をすれば誤差が大きくなる。もしその値を用いて測量図を作成したとしても、正確さを欠いたものしかできない。逆に、正確さを期した行動は、誤差の少なさという成果に結び付く。つまり、自分の行動の結果がシンプルに現れるということでしょうか。数学も細かな作業も苦手な娘のこと、さぞかし苦戦しているのでは・・・と思って水を向けてみると、「大丈夫。グループ分けのとき、数学の得意な人とか、リーダーシップをとって(作業を)進められる人とか、几帳面な人…
2018/10/25
優しい上級生が大好き!
今春、次女が京田辺シュタイナー学校に入学しました。 待ちに待った学校生活は楽しいことばかり。先生や友達、メインレッスンや専科の授業、おにぎりタイムとお弁当の時間、どれも大好きで、休み時間はどこで誰と遊ぼうか迷ってしまうほど。 上級生はみな1年生に優しいのですが、とくに8年生(中学2年生)は、入学式の時に手を引いてくれた縁で、いつも1年生のことを気にかけてくれます。また、教室が1年生と隣同士の12年生(高校3年生)も、頼りになる最上級生として、一緒に遊んだりお世話をしてくれたりします。 入学してまだ間もなく、子どもたちが学校に慣れないうちは、休み時間も校舎内だけで過ごすことになっています。そんな頃、8年生の女の子数人が自作の歌とダンスを見せに来てくれました。それをまた見ようと翌日も8年生教室を訪れた1年生に、お姉さんたちは「あれは月曜日にやるからね。来週また見せてあげるよ。」と言ってくれたそうです。 それからは毎週月曜日が楽しみで、お弁当が終わるやいなや、大挙して8年生のところに向かい、楽しませてもらいました。しばらくすると1年生もその歌と振りを覚え、今度は自分たちが各学年の教室に披露…
2018/10/03
12回目の誕生会
「これ、Cちゃんが作ってくれた、誕生日のアルバムやねん。」娘が見せてくれたのは、12年生の娘の誕生日を祝って、Cちゃんが贈ってくれたお祝いのアルバム。クラス全員一人一人の手をほぼ実物大の写真に撮り、そこにお祝いメッセージが書かれ1冊のアルバムにまとめられています。なんて素敵なプレゼント!娘はにこにこ笑いながら「すごくうれしい!」と幸せそうでした。娘達は高等部生になってから、くじ引きで自分が担当する相手を決めて、クラスメートの誕生日を祝い合ってきました。今年、娘の誕生日を担当してくれたのがCちゃんだったのです。さて9月。娘の口からときおり聞こえてくるのはT君の誕生日のこと。娘はTくんのお祝いの係りになりました。「T君の誕生日のアルバムどんな風にしようかなぁ。」「Tくんの誕生日のおやつ何にしよう?」Cちゃんに素敵なアルバムをいただいた娘は、こんどは自分がTくんに良い感じのアルバムを贈りたいと思っているようです。小さいころは先生が開いて下さった誕生会。今は当然のように自分たちで同級生の誕生日を祝っています。 娘は、クラスメート全員に、Tくんへのお祝いメッセージをカードに書いてもらいました。担…
2018/09/20
校舎が出来るまでの思い出~両方の翼を広げたい・その2~
【今回のブログ記事は卒業保護者に執筆依頼しました。9月前半後半2回の掲載になります。】●校舎が出来るまでの思い出~両方の翼を広げたい・その2~私たちの学校は、保護者と教員が一丸となって「学校づくり」をしています。教育は教員の方々にお任せしていますが、運営については保護者がみんなで力を合わせて行っています。「どのくらい関わらないといけないのですか?」という質問を学校見学会でもよく聞きますが、「いけない」というよりは、「やろう」という意思が大切だと私は思っています。開校当時、私は1年生保護者でした。実は当初、私は左半分の校舎(当時は「二期校舎」と呼んでいました)その建設には反対でした。この学校では「全員で話し合う」ということが大変尊重され、保護者も教員も、先輩も後輩もなく、全員で意見をかわしていましたので、私もその場に積極的に参加しました。その後、私の気持ちも変化し、学校全体として「二期校舎を作ろう」という大きな決意をしました。さて、それからは、みんなで本当に力を合わせました。経済的にも体力的にも。人それぞれ出来ることは違っても、みんなで力を合わせたという実感がありました。2003年春、二…
2018/09/10
校舎が出来るまでの思い出 ~両方の翼を広げたい・その1~
【今回のブログ記事は卒業保護者に執筆依頼しました。9月前半後半2回の掲載になります。】●校舎が出来るまでの思い出~両方の翼を広げたい・その1~現在の木造校舎、最初は「半分」しかなかったこと、ご存じですか?(2001年~2002年)校舎の中央にあるホールより右側、隣にある教員室を真ん中でスパンと割ったところから、右側半分の校舎しかありませんでした。つまり、ホールはなくて、現在の、1・3・12年生教室、一階部分で言うと、5・7・9年生教室ですね、その6教室しかなく、現在のようなL字型の校舎ではなく、I字型の校舎だったわけです。なぜそうだったのかは、ひとえに経済的な理由でした。この校舎の設計図には、実に驚くほど多くの想いが込められています。1~12年教室に対する想いについては、学校の書籍などにもありますように、シュタイナー教育の観点から、その位置・天井の形状・色彩に反映されておりますが、そのほかにも、なぜ校舎の右側部分に池があって、なぜそこは「石」が積まれているのか、なぜ校舎左側部分に「かまど」があって、校舎中央に位置するホールの上の屋根はあのようにとんがった形状になっているのか、実に面白い…
2018/08/26
11年生の夏休み
8月が終わりに近づき暑さも一段落し、まもなく11年生の息子の夏休みが終わろうとしています。「12年の夏はすごく忙しくなるから、やりたいことをするのは今年しかないんだよ」と、息子が半年以上前から楽しみにしていた夏休みですが、11年生の一学期後半からは思った以上に忙しく、梅雨が終わっても、酷暑が始まっても、なかなか『やりたいこと』は始められず、直面している課題に取り組む日々でした。その筆頭は、『高卒認定試験』です。NPO法人の学校である本校では、11年生(高校2年生)の8月に入ってすぐに高卒認定試験を受けるため、7月後半から2週間ほど補習があります。試験のために不足しているところを、教員の万全のサポートで勉強するので、親がすることは特にありません。本人が普通に勉強をしていれば大丈夫なのですが、『普通の試験勉強』という経験がないため、なれるまでに時間がかかりました。興味を持って学ぶ普段の勉強とは違い、好きな科目であっても身が入らない時期もありましたが、友達が頑張っているということに気持ちを支えられ、続けることができました。補習期間中には12年生卒業演劇があり、11年生は手伝いをしました。演劇…
2018/08/20
今回も演劇の話題です
7月に行われた12年生の卒業演劇は、京田辺シュタイナー学校で初めての試みとなる野外劇でした。心配した雨もなく、お陰さまで無事3日間の公演を終了いたしました。前回のブログに登場したオトカール君も腹話術師役の生徒とともに存在感を放っていました。そして今は夏休み真っ只中。10年の娘のクラスでは、休みの間に『ハムレット』を読む、という課題が出ています。夏休み明けのエポック「悲劇・喜劇」で取り組む演劇の題目が決まったようです。『10年生になると、重さや暗さを漂わせる時期に入ります。その重さや暗さは、それぞれが「自分とは何か」「自分はこれからどのように生きていくのか」といった問いを持ち始めることに根ざしています。自分の中に湧き上がる問いが深くなる分、物事を見る視点は多様になっていきます。この時期に(・・・中略・・・)クラスで“悲劇”に取り組み、登場人物の感情や自分の内面を掘り下げることを通して人間の感情への理解を深めていきます。それは思春期により複雑になっていく自分自身の感情を客観的に見つめることにもつながります。これらの学びや活動を通して、生徒たちは相対する立場や考え方の間に自分の立つ位置を見出…
2018/07/13
もうすぐ卒業演劇
5月半ば、娘の友人Aちゃんが、一体の人形を抱えてやって来ました。この夏12年生が行う卒業演劇。娘は全体統括と呼ばれるグループの仕事を担っていますが、Aちゃんは美術で小道具を担当しています。劇に登場する人形作りも仕事のひとつです。卒業演劇で生徒たちは、自分の好きなことや得意なことを生かし、大道具・舞台、演出、台本、衣装、音響、ダンス担当、パフォーマンス、広報といったさまざまなグループで仕事を担います。人形はまだのっぺらぼう。丸いあたまのなかに片手を入れて口をぱくぱく開け閉めできるようになっています。あとは胴体と手足がついているだけ。男の子の人形だそうです。Aちゃんは裁縫道具を取り出しちくちく。娘はAちゃんを手伝います。「中に何入れたらいい?」「羊毛だけだと重さが足らへんねん。〇〇くんの膝に座らせなあかんねんけど。どうしよう?」舞台上での人形の姿をイメージしながら話している様子。次にその人形がやって来た時、ぱくぱく開く口のなかに赤みがかった布が貼られ、より口らしくなっていました。口を動かすために手を入れた時も動かし易さが増しています。人形にも程よい重みが備わっていました。その次に会った時、…
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