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2020/02/16
8年生卒業を前にして
京田辺シュタイナー学校は、12年間の一貫教育ですが、1年生から8年生までを初等部・中等部、9年生から12年生までを高等部と呼んでいます。このような区切りから、本校では8年生で卒業式を迎えます。我が家の娘は8年生。卒業式まであと1ヶ月になりました。といっても各学年1クラスですから高等部に進んでも、クラスメートが変わることはありません。同じメンバーで春を迎えるのはいつも通りです。では卒業は形だけのものなのかというと、そうではありません。いろいろな意味があると思いますが、親として私が思う大きな違いは、担任の先生とのお別れです。半年ほど前から、娘は高等部に行くのが嫌だと言い出しました。「えっ」と思って詳しく聞いてみると、高等部に行くのは楽しみだけれども、先生とお別れするのがさみしいのだそうです。よく考えてみれば、6歳で入学した頼りなげなあの頃から、14歳の生意気盛りの今日まで、毎日学びを共にし、愛し、心配し、育んでくれた先生です。これまでは教室に行けば、8年もの日々を同じようにそこに立っていた先生が、春からはいないのですから、それはさみしくて当然なのかもしれません。そうそう、本校では、卒業式の…
2020/01/29
大根を干す
ある日、3年生の息子の連絡ノート(次の日の持ち物などを先生が黒板に書いて、それを書き写しているようです。)に「大根がほう作です。ろう下に干しはじめました。たくあんが楽しみです。」と書かれてありました。少し前に、7年生の息子も「園芸の時間に収穫した」と言って、大根を持って帰ってきてくれていました。今年は学校の畑で大根が豊作だったようです。週末に学校に用事があって行ってみると、3年生の教室の前に、綺麗に洗われた大根が干されていました。 そういえば、春にはよもぎを摘んできて、よもぎ団子を作ったり、梅雨時期には学校にある梅の木から実をもいで、梅干しや梅ジュースを作っていました。秋には、3年生の教室の前には、干し柿や収穫した稲も干されていたっけ。息子は、その干し柿を2学期の終わりに少し持って帰ってきて、大切に食べていました。毎年、3年生の生活科では、季節の手仕事が楽しそうに行われています。 自分たちで育て、収穫し、作った食べ物は、手間をかけ、楽しみに待った分だけ、より美味しく感じることでしょう。こうやって毎年季節が巡ってきて、その時分の暮らしの仕事ができるのは、本当に有難いことだなぁ、と思うので…
2020/01/13
京田辺シュタイナー学校は20周年を迎えます
明けましておめでとうございます。本年も皆さまが心穏やかにすごせる良き一年となりますよう、お祈り申し上げます。昨年はシュタイナー教育が100周年を迎え、世界中で100周年記念イベントが開催されました。シュタイナー教育発祥の地ドイツでは、本校の高等部生徒が和太鼓を披露した100周年記念式典が開かれました。国内においては、「2019年夏 企画展in渋谷 世界がかわる学び~シュタイナー教育100周年~」(※ブログ記事はこちら)、「シュタイナー教育100周年記念イベントin京都」を開催しました。また来月、2月4日~9日までは「シュタイナー教育100周年記念 世界がかわる学び –写真パネル展in京都-」を京田辺市立中央図書館ギャラリーかんなびにて開催予定です。そして、2020年度は京田辺シュタイナー学校が創立20周年を迎えます。NPO法人立として学校を作り、現在まで続いていることに、これまで様々な形で学校にかかわって下さったすべてのみなさまに、感謝の念を感じずにはいられません。本年もどうぞよろしくお願いします。:y…k:
2019/12/21
クリスマスのプレゼント
娘が2年生の時のこと。ショーウィンドウのサンタクロースに向かって「サンタさん、天使の羽根をください。」と話しかけていることがありました。本校では例年、クリスマスの少し前に、教員による生誕劇があります。その年の担任の先生の役は天使でしたので、「あの羽根のことだな」とすぐに察しがつきました。とはいえ、劇の天使の羽根のような素敵なものを、我が家の担当のサンタさんが、数日で作るのは到底不可能です。サンタさんが苦肉の作で用意したのは、白いシルクの布一枚。娘ががっかりするのでは?との夫と私の不安はよそに、プレゼントの包みを開けた娘は、「わぁっ、こんな羽根が欲しかったんだぁ!」と、さっそく布をまとい、劇のシーンを再現しはじめました。ホッと胸をなでおろしつつ、「布一枚で、こんなに喜べるのって、なんだかいいなぁ。子どもの遊びに必要なものって、本当にシンプルなものを少しだけでいいものなんだ…。」と改めて感じたものです。 翌年からは、娘へのクリスマスプレゼントは、サンタさんがいいと思ったものが贈られることになりました。おそらく、サンタさんも、もうこれ以上の難題が出されては困ると思ったのでしょう。我が家の担当…
2019/12/18
せんせいの詩
「このあいだの朝ね、先生の詩だったんだよ」ある日、2年生の娘が言いました。毎日、朝の時間に子どもたちの詩を順番に読むのですが、それは1年生の「かがやき」(学年末に先生がその一年の子どもの様子を文章で伝えてくれる「通信簿」のようなもの)の時に先生が一人ひとりに贈ってくれた詩です。私 「そうなの。先生の詩もあるんだね。先生が自分で作ったのかな?」娘 「ちがうの。〇〇(娘の名)が作ったの。◎◎ちゃんと一緒に。先生のマークはハリネズミだから、ハリネズミの詩」後日、先生とお話した際に、様子をうかがいました。子どもたちが「先生の詩がないから作ろう!」と盛り上がった翌朝、「今日は先生の詩やで」との言葉を合図に、“先生の詩の時間”が始まったとのこと。先生は子どもたちに促されるまま座り、みんなが歌を歌い、ある子が先生役として蝋燭を持ち、詩を読んでくれたそうです。蝋燭の動きをはじめとした一連の所作は普段通り、先生と子どもたちが入れ替わった形で、詩の時間は粛々と進められたそうです。先生は「2年生になると、子どもたちの悪戯がパワーアップしたり、注意しても聞かなかったりして、時にはぐったりと疲れてしまう事もある…
2019/11/28
さつまいも作り
現在6年生の次男の好きな授業の一つが園芸です。園芸の授業は、3年生生活科での米作り以来3年ぶりです。6年生は、週に一度、畑に向かいます。園芸の授業がある日は、必ず「お土産」があります。秋になってからは、サツマイモ、チンゲンサイ、ダイコンの間引き菜などを持ち帰りました。クラスのみんなと食べる用のサツマイモは、学校に置いてあり、甘くなるのを待っているのだそうです。そんなある日、次男が「お母さん、この前持って帰って来たサツマイモ、来週持って行くから使わんといてな。」と言ってきました。てっきりみんなで食べるのだなと思っていたら、美術の授業で使うとのこと。今、6年生の美術では、鉛筆でデッサンをしていて、その素材にするというのです。成長を見続けた食物を、自分たちで収穫し、料理をし、デッサンに使う。育てた食物は園芸の授業の枠を越えて生かされています。シュタイナー教育で大切にしている「関わり」や「つながり」を見たような気がしました。:y…k:
2019/11/19
5年生 オリンピック
「体育でオリンピックの練習が始まったよ!」5年生の1学期が始まってすぐ、息子が嬉しそうに教えてくれました。短距離走や長距離走など、自分の体だけを使う競技のほかに、円盤投げや槍投げなど、初めて手にする物を使って、それを体の様々な部分を使って投げるということは、思いのほか難しかったようです。先生の話をよく聞き、言われたとおりに体を動かすことに気をつけて、うまくできたり、できなかったり・・・。2学期になると、世界史の授業の中で古代ギリシア、古代オリンピックについて学んだそうで。「オリンピックは、美しさを競うんだよ。オリンピックをするときは、戦争していても休戦するんだよ」あまり学校の授業で学んだことを家で話さない息子が、とても興味深そうに話してくれる様子や、その内容には、とても心を惹かれました。今年は愛知シュタイナー学園より5名、福岡シュタイナー学園より13名が参加され、総勢43名で迎えるオリンピックです。残念ながら、前夜祭は雨の中での開催となりましたが、たいまつをもって行進する姿、雨の中、消えずに燃え続ける炎のもと、1人1人がオリンピックへの誓いを宣言する姿に、今までにない子どもたちの力強さ…
2019/10/26
太鼓の響き
「どんつく、どんつく、どんどんつく…」。このところ、我が家には勇ましい掛け声が鳴り響いています。 京田辺シュタイナー学校の秋祭り&バザーでは、オープニングとクロージングに6年生による和太鼓のセレモニーがあります。入学前に遊びに来たバザーで、初めて太鼓を見た時は、ずっと遠い先のことのように思っていましたが、今年は娘が太鼓を演奏する番となりました。 9月半ばから、クラスのみんなが待ちに待った太鼓の練習が始まりました。先日は、6年生保護者のための太鼓体験会があり、我が家も夫婦で挑戦しました。すっかり耳に馴染んだ節回しは、簡単そうに思えましたが、大間違い。節に合せて手を伸ばしたり、足を曲げたり。その上、出来る限り腰を落とさねばならず、30分ほどで汗びっしょり。運動不足が祟って、膝はガクガク。気が付けば、真剣な面持ちの大人を、子供たちが余裕の笑みで囲み、いつもと立場が逆転しています。自分の親の姿にゲラゲラ笑いながらも、子ども達が根気強く教えてくれたおかげで、最後は、なんとか通しで演奏することができました。はじめての太鼓は、下手ながらも胸を揺るがすような響きと共に、爽快感のような達成感のような、不…
2019/10/24
「シュタイナー教育100周年記念イベントin京都」について
11月3日(日)・11月4日(月・祝)の二日間、【世界がかわる学び-シュタイナー教育100周年記念イベントin京都-】を開催します。この両日にはさまざまな催しを企画しており、内容は盛沢山です。日本で培われたこの教育の広がりと、京田辺シュタイナー学校の活力をじっくりと味わっていただけるよう、保護者、教員、皆で準備しています。 今回の催しの大きな柱となっているのは、全国のシュタイナー学校7校が協力して作成した【シュタイナー教育100周年記念 写真パネル展】です。世界で初めてのシュタイナー学校が生まれて100年の年にあたり、パネル作成と動画作成の企画が持ち上がりました。パネルと動画の作成までには何度も話し合いを重ね、内容を検討しました。 写真パネルには、日本の文化の中に根を下ろした教育の様子が表れており、また、医療、建築、農業についても触れ、興味深い内容となっています。このパネル展示は各地を巡回展示し、大きな会場でも狭く感じるほどにボリュームがあります。今回の京田辺シュタイナー学校の校舎内での展示では一部屋ではおさまらず、二つの教室を使用してする予定です。 また、同じく7校の協力のもと作成…
2019/09/21
木で物を作る
最近、3年生の息子が木で物を作ることにはまっています。最初は、「木で机を作る!」と言って枝を拾ってきていたのですが、さすがに枝だけでは机を作るのは難しいということで、父親も巻き込んで、板を買ってもらい、のこぎりで切って、ネジで止め…と、にわか大工さんになって楽しんで作っていました。出来上がった机はキャンプにも持っていって、調理台として活躍。それからも図書館で本を借りてきて、「何が作れるか?」と探したり、「家を作りたい!」と、家の床から天井を測っては、設計図らしきものを作ったりして、夢は広がっているようです。 ちょうど3年生のメインレッスンでは、世界の風土の違いによる様々な家のあり方を学んで、それから実際に「家づくり」をしていくことになっています。「今日は山の上にある水(湖か池?)の上に家を作っているところがあるって聞いた(学んだ)」などなど、世界のユニークな家の授業も興味津々です。そして、実際の家づくりもとても楽しみにしていて、お友達と一緒に「地下に秘密の部屋を作りたい」などと話しているようです。 また今回、毎年校庭に建てている‘家’とは別に、農場の一角を借りて、森の木や草、土などの…
2019/09/11
ミニプロ 8年生の夏休み
8年生の娘はこの夏、ミニプロ(※)に取り組みました。4月から何をするか決めはじめ、GWの宿題はミニプロの計画を立てることでした。娘はやりたいなと思うものはたくさんあったようですが、迷った末に7年生の夏休みの宿題の自由研究でやった「お話をつくる」を発展させた「本をつくる」に決めました。お話をつくることはもちろん、製本の仕方を調べ、試行錯誤の日々でした。娘はお話を書くのが好きで、これまでにもいくつか書いています。いつもは「お話はもう頭の中にある」と言っていたのですが今回は少し難しかったようです。いくつも書き始めては違う…というのを繰り返し、行き詰まっていました。ある日「お母さん、お話が来た!」と言って机に向かう日が続きました。お話が完成しても終わりではありません。誤字脱字、言い回し、登場人物のつながり…何度も見直しては修正していました。1ページに何文字書くかを計算し、余白や挿絵のスペースを考えたり…なんとか清書にこぎつけました。そこで、やっと製本です。お話を書きながら製本の試作も繰り返していました。思うようにはいかず何冊もの本にならないノートができました。夏の終わりにようやく本が完成しまし…
2019/08/26
『2019年夏 企画展 in 渋谷』に参加しました
猛暑の中、『2019年夏 企画展 in 渋谷』に、京田辺シュタイナー学校のスタッフとして参加してきました。 来場者が会場に入ると、一番に訪れるのはパネル展でした。100周年を記念して全国のシュタイナー学校7校が協力して各校から集めて作り上げたこのパネル展示はとても好評で、会場全体にあたたかな雰囲気が広がっていました。 パネル展の近くの部屋では、親子の遊び場、ミニ体験、学校紹介、卒業生のコーナーなど、保護者や卒業生と来客の方々が気軽に交流できる場になっていました。私は京田辺シュタイナー学校の紹介ブースで、興味を持ってくださった方の質問にお答えしていましたが、一番多い質問は卒業後のことでした。この教育を受けてどう育ってゆくのか、さらにその先はどうなってゆくのか、みなさん教育のその先のことに興味をもってくださっていることがよく分かりました。 隣の卒業生コーナーでも質問される方が多かったようで、卒業生の青年が、自分が受けた教育のことを一生懸命説明していました。内側から言葉があふれてくるような青年たちの様子からは、卒業演劇や卒業プロジェクトのときの12年生の姿と通じるものを感じました。 会場で…
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