「ただいま!」11年の娘が実習先から帰ってきました。今日は労働実習の初日です。
本校では11年生になると、自分たちが興味や関心を持っている職業を実際に体験する「労働実習」という時間があります。娘やクラスメートたちは、9月の最終月曜から各自が希望する場所で、労働実習をさせていただくことになりました。レストランや宿泊施設、設計事務所や山仕事、絵本の店や機械開発の工場、パン屋さんや整骨院などなど、子どもたちは実にさまざまな実習先に伺っています。
「どうだった?」とわたし。「おもしろかったよ。あっという間だった。」と娘。ラジオ放送の裏方の仕事に興味を持っている娘は今日から4日間、地域FM「京都三条ラジオ・カフェ」に伺っています。
今日はラジオ番組の生放送を見学し、録音のチェックを手伝い、放送収録の見学をさせていただいたとのこと。娘を指導して下さるFさんは、親切に仕事内容を教えて下さったそうです。
「最終日には自分で番組をつくるらしい。」と娘。えっ、そんなことさせてもらえるの?一体どんな番組を作るんだろう?でも娘もまだ番組の具体的な内容は知らない様子。「だって、まだ1日目だもん。(知らなくて当然でしょ。)」と娘。なんとかなるよ!と思っているのが伝わってきます。
なんとまぁ、怖れを知らないこと。でも、この感じ、シュタイナー学校の子どもたちに共通してるなぁ、とも思う母。
どんなことに出くわしても、いつも「なんとかなるさ」とどこかで自分の未来を信頼しているこの太っ腹な感じ。娘をみているとわたしも大丈夫な気がしてきました。
クラスメートたちも、さまざまな労働実習先での人や仕事との出会いのなかで、たくさんのはじめてのことに挑戦しているのだろうなぁ。
「京都三条ラジオ・カフェ」のスタッフのみなさま、ほんとうにありがとうございます。そして、クラスメートたちが実習させていただいている、さまざまな職場のみなさまにも感謝します。
k/k
※本校の労働体験実習に、ご興味のある方はこちらもご覧下さい。
労働体験実習~体験実習①~