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染織家・志村洋子さん 講演会 御礼と報告 終了しました催し・講座 | 

11月4日、志村洋子さんの講演会に、参加してくださった皆様、参加はできなかったけれどお心を寄せてくださった皆様、どうもありがとうございました。満席で参加していただき、素晴らしい講演会でした。

一番はじめの映像の美しさにひき込まれ、染織の世界~いのちの世界に浸りながら、お話をうかがいました。かいこの生命をそのままいただいた生糸が、植物のいのちと合わさって、このような色がうけつがれてきたこと、また、その世に生きているという奇跡に、心がふるえます。ありがとうございます。」
などの素敵な感想をたくさん頂きました。ありがとうございました。

また次の講演会で皆さんとお会いできるのを、楽しみにしています。

講演会ワーキンググループ一同

「色という奇跡」

染織は科学でもあるけれど、科学で読み解けない意志
――神秘とも呼ばれてきたものの意志がその底に流れていることを証明するためにもある

シュタイナー教育100周年イベントに、染織家の志村洋子さんをお招きすることになりました。
染織家・志村洋子さんは“ 草木から色を染め出す”という作業の中で自然との対話 を重ねてこられました。殊に「 藍を建て、染める」 ことに専心されて、「五感で感じるもの、そういうものを捉えなければ藍は建たない」と言われる言葉には、子どもに向かうときにも大切にしたい“ 深いまなざし”を感じます。

100年前、「未来の社会問題の中で最も重要なのは、教育問題である」という熱意の中、シュタイナー学校は始まりました。 シュタイナーは「社会問題としての教育問題」という講演のなかで、動物・植物・鉱物といった“ 自然界のもの ”と“ 機械”との人間にとっての根本的な違いについて語り、人間が健全であるために自然がどれほど重要であるかを述べています。それから100年の時を経た今、私たちは人間の能力を遥かにしのぐ機械であるAI の登場する混迷の時代を迎えています。この時代を子どもたちは、どうしたら人間らしく生きていけるのでしょうか?

自然界の神秘を見つめながら自然との交流を続けてこられた志村さんのお話を伺い、シュタイナーが語る“ 人間にとっての自然の意味” について考えてみましょう。
“ここからの教育” について考えるためのヒントもいくつも見つかるのではないかと思います。

〔日時〕2019年11月4日(月・祝)  10:00~12:00 

〔会場〕NPO法人京田辺シュタイナー学校 2階ホール
 住所 京都府京田辺市興戸南鉾立94 
 アクセス JR学研都市線「同志社前」駅より徒歩5分  近鉄京都線「興戸」駅より徒歩15分

〔講師〕志村洋子さん

 東京都生まれ。染織家、随筆家。「藍建て」に強く心を引かれ、 30代から 母・志村ふくみと同じ染織の世界に入る。
1989 年に、宗教、芸術、教育など文化 の全体像を織物を通して総合的に学ぶ場として「都機工房(つきこう
ぼう)」を創設。 
著書に『色という奇跡』、ふくみとの共著 『たまゆらの道』。作品集に『しむらのいろ』『オペラ』がある。
2013年に芸術学校アルスシムラをふくみ、息子・昌司とともに開校。

〔参加費〕2,000円

〔お申込み〕※お申込み締切ました
・専用お申込みフォームよりお申し込みください。    
・FAX専用ダイヤル:0774-34-0131  NPO法人京田辺シュタイナー学校 講演会係まで

〔お問い合わせ〕講演会係 E-mail  koen@ktsg.jp
※お問合せの方へ:担当者からの返信が届かず戻ってきてしまうことがあります。
・5日経っても返信がない場合は、再度ご連絡ください。
・本文内にお客様のメールアドレス、電話番号等の連絡方法をご明記ください。
 お手数ですが、どうぞ宜しくお願いいたします 

〔その他〕
※ お足元が冷えますので、スリッパなどの上履きをご持参ください。
 ※本校には来客用の駐車スペースを設けておりません。ご来校の際は、できるだけ公共交通機関をご利用いただくか、最寄り駅周辺の有料駐車場をご利用ください。ご事情があり車での入構が必要な方は、事前にお問い合わせください。
※ 当日午前7時の時点で京田辺市に警報が発令されていれば、中止とさせていただきます。
※ 6ヶ月以上のお子さまを連れての参加はご遠慮ください。

〔主催〕NPO法人 京田辺シュタイナー学校

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