手から手へ

高等部に通っている娘は、夏休み中に学校に出かけてクレヨンを作っていました。短くなったり折れたりしたクレヨンを、汚れを取り除きながら削り、溶かして型に流すと、リサイクルクレヨンのできあがり。娘は秋祭りに向けて出店の準備をしていたのです。
その他にも、サイズアウトした服やおもちゃ、食器などリユース可能な物品を集めていました。これらは秋祭りだけでなく、年に数回展示会場を設けて必要な人に手渡します。手渡す際にお客さんが決めた額の代金をいただいて、集まったお金は支援を必要とする海外の学校などに送ります。

娘が参加しているこの活動には、Hand to Handという名前があり、数年前に高等部の生徒たちが立ち上げ、生徒間で引き継がれているものです。
高等部に入った娘は、リサイクルやリユースによって廃棄を減らすことができるし、集まったお金は善いことに使えると、この活動を知ってすぐメンバーになりました。
昨年は、集まったお金を送っているケニアのマゴソスクールから、運営に携わっている方をお迎えして交流会が行われ、生徒たちは話を聴きました。それから娘はより積極的にこの活動に参加するようになったように思います。

先日行われた秋祭りでは、より多くの人に見に来てもらえるように、看板やガーランドを作ったり、壁面にマゴソスクールの写真を貼ってどんな活動をしているのか伝えたり、親子連れにも見に来てもらえるように落書きコーナーを作ったり、と前日も暗くなるまで準備していました。
果たしてお客さんは来てくれるのか?当日、気になって会場を覗きに行ってみると、ちょうど小さいお子さんを連れた方が「落書きコーナーがあるよ」と言いながら、部屋に入って行かれるところでした。店内は賑わっていて、子どもさんが落書きをしている間に保護者の方がゆっくり品物を見られると、好評だったようです。

こちらの子どもたちと海の向こうの子どもたち、会うことはないかもしれないけれど、どんな暮らしをしているのかな?会ってみたい、行ってみたい、と思いながらつながっているのがいいなぁと思います。秋祭り前夜に撮った写真には、Hand to Handの文字を描き終えたばかりの看板が写っています。この活動にピッタリないい名前!当日はこの看板も掲げられ、晴れやかにお客さんを迎えていました。h

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