ある休日、公園に遊びに行った時のことです。5年生の息子がブランコに乗りながら「あの木のところについている緑色のもの、地衣類やで。」と言い出しました。「あの苔のこと?」と聞くと「苔も付いてるけど、地衣類と苔は違う。」と教えてくれました。ちょうどメインレッスンで植物学を学んでいて、学校の近所にも実物を見に出かけていったようです。
別の日には、公園に咲いている小さな花を観察し出しました。今まで花に興味を示したことがなかったので少し驚きましたが、植物学で色々と学んでいるのだろうな、と思いながら見ていました。
またある時は「単子葉(植物)の“単”は“一つ”という意味やねんで」と教えてくれたり「単子葉植物の花は六芒星の形やねん。」と話してくれたりしました。
こんな風にポツリポツリとですが、授業で学んだ事を話してくれるようすから、興味を持って授業を受けているのだろうな、と想像しています。
学ぶ事で、今まで気にもとめていなかったことに気づくことは、新しい世界が開けるようで楽しいのだろうな、と思いますし、その楽しさをいつまでも忘れないでいてほしいな、と願っています。
植物学の学びについては下記のリンクもご覧ください。
代表的な科目>メインレッスン>理科の分野 n.m.