狂言の発表

 11月末に7年生の長男のクラスで、狂言の発表がありました。メインレッスンで鎌倉時代から室町時代にかけての歴史を勉強し、その学びの一環として、実際に自分たちで狂言を演じるという事でした。狂言師の茂山茂さんに教えていただき「附子(ぶす)」という演目に取り組み、家族や6・8年生の前で発表しました。

 ホールには、松の絵が描かれた屏風がおかれ、子ども達も袴と足袋姿で登場し、なかなか本格的な雰囲気でした。長男が家で台詞を練習していたので、内容は知っていたのですが、実際に身振り手振りをつけて演じているのを見ると更に面白く、狂言の楽しさを改めて感じました。

 元々、恥ずかしがり屋が多いクラスなのですが、狂言の発表は声もよく出て、堂々としており、頑張っていました。担任の先生によると、狂言は型があるので、その型のおかげで、思春期の子ども達にとっては演じやすいそうです。

 長男は浴衣を着たり、袴にアイロンをかけるのに悪戦苦闘していましたが、狂言を演じたことについては楽しかったようでした。私も狂言を観る機会は滅多にないので、親子共々、日本の文化に親しむいい機会になりました。

                       n.m.

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