この秋、10月31日から11月2日にかけて、奈良県にある曽爾高原青少年自然の家で、全国のシュタイナー学校高等部生徒による「高等部交流会」が開かれました。集まった高等部生徒は243名。集まった学校は北海道のいずみの学校、横浜シュタイナー学園、千の葉学園、賢治の学校、藤野のシュタイナー学園そして本校の6校です。
息子と娘はふたりとも高等部生。各地のシュタイナー学校の高等部生と会えることを、前からとても楽しみにしていました。今回の交流会を主催したのは本校でしたので、本校の9年・10年・11年の生徒の有志が、実行委員として会の準備をしていました。
息子と娘は実行委員ではありませんが、交流会での「出し物」については我が家でも出発前から話題にのぼっていました。また実行委員の子どもたちは大人顔負けの細やかさで準備を重ねていました。
「実行委員は準備で忙しいそうやわ」
「ハロウィーンだから、仮装すんねん。昔つくったあのカボチャの衣装まだ使えるかなぁ?」
「交流会で歌う歌の練習に行ってくるわ」etc・・・。
ハロウィーンパーティーのほかにも、キャンプファイヤーやドッジボール大会、オリエンテーリングや室内のゲームなど盛りだくさんだったようです。
子どもたちが泊まる部屋には、各校から数名ずつが入り、男子の部屋でも女子の部屋でもおしゃべりに花が咲いたとのこと。
11月2日の午後、息子と娘がふたりそろって交流会から戻ってきました。
「楽しかったで」
「前にうちの学校に来てくれた横浜の子たちいたやろ。その子たちとまた会えたわ」
「友だちできたで」
「うちら似てるなぁ、って言われた。似てるんかな?」
「北海道行ってみたいわ」etc・・・。
子どもたちの世界が、またひとつあたたかく広がった3日間だったようです。
k/k