「毎日、手作りのおやつですか?」
「こだわりがあるのでしょうね?」
「袋菓子など買ったものは食べないのですか?」と
シュタイナー教育や京田辺シュタイナー学校に興味のある方にお会いすると、聞かれることがあります。
そこで先日、このブログメンバーが集まった会で、それぞれの家庭のおやつを持ち寄る機会を持ちました。
7年生(中学1年生)の男の子を持つお母さんは『焼きおにぎり』を持参してくれ、「うちの子は大きくなったから、おやつもしっかり食べたい年頃なの。甘いものはあまり好まない。」とのこと。
『りんごケーキ』は2種類集まりました。両方ともとても簡単にできるように工夫されていました。ひとつは、「ホットケーキミックスを使ったから混ぜるだけ!」、もう一つは「フライパンで焼ける、子どもでも作れる手軽さ。」なのだそうです。
『かりんとう』は袋菓子でしたが、木の器に盛ると雰囲気が変わります。
『蒸し芋』は名前の通り蒸したさつま芋ですが、素朴な味がします。
その他、『はっさく』や『りんごジュース』など・・・
どれも決して奇をてらったものではなく、またおやつ作りにたくさんの時間を使っている訳でもありません。それでもじわりとにじみ出る優しさ、素朴さ、そして季節感(旬)を感じました。
それは、私が京田辺シュタイナー学校を初めて訪れたときと同じ感覚でした。
おやつを作ることや学校に通わせることが目的ではなく、それぞれの保護者がそこに込める願いみたいなものがおやつを通して見えた気がしました。
:y…k: