最近、5年生の長男は漢字練習を熱心にしています。冬休みの宿題で先生が作って下さった宿題帳の中に、漢字の練習問題も含まれていたのですが、漢字は、反復しないと覚えるのが難しいということもあってか、学校でもよく漢字の練習問題をしているようです。
そんな折、同級生のお母さんから、漢字の練習問題をする時に、隣の子と違う問題用紙が配られるという話を聞き「そしたら分からない漢字があった時、隣の子が書いた漢字を見ながら書くということができないもんね~。」などと話していました。
後日長男に「漢字の練習問題をする時、隣の人と違う問題が配られるんでしょ。」と話すと「そういう時もあったけど、大体同じものやで。」という答え。
(たまたまだったのか~)とのんきに考えている母に、長男は一言。
「隣の人を見て書いても自分の力にならへんやん。間違えたら練習したらいいだけやし。」
その言葉にハッとしました。私自身の中に、習った漢字を間違えたり忘れていたら恥ずかしい、という気持ちがあることに気がついたからです。でも、長男にはそのような気持ちがないのだな、と思いました。
そして、「練習すれば自分の力になる」という事を言えるようになった子どもに、その成長を感じた一幕でした。
n.m.