2015年2月1日、木津川マラソン大会に参加しました。
このマラソン大会の開催は今年で32回目、京田辺シュタイナー学校では、毎年7.8年生が3キロ、5キロの部に出場しています。
冬休み前からマラソンに向けての練習をしてきました。
7.8年生が全員このマラソン大会に参加するのはなぜなのか、普段の練習からつきあってくださっている先生に伺ったところ、
「身体がだんだんと重くなってきた7,8年生にとって、外部のマラソン大会という外に開かれた催しに目標を置くことによって、身体を動かそうという意欲が湧いてくる」
ということでした。
時間制限がないということで全国から多くの市民ランナーが集まってきて、会場は熱気にあふれています。去年に引き続き開会式で宣誓をしたのは7年生2名、無事に宣誓できるのかドキドキ見守りました。会場にいるのは、7.8年生だけではありません。他の部門に参加する低学年の親子や子どもたち、ボランティア参加や一般で参加している高等部生や保護者の姿が多く見受けられました。
順番が回ってきて、一斉にスタートです。子どもたちが走っている姿は力強く、重い身体をこれだけ動かす心が育っているということを実感しつつ、子どもたちに声援を送りました。
さて、出場選手たちも応援保護者たちにとっても、終わった後の楽しみは「うどん」です。木津川運動公園の広場にはたくさんのテントがならび、ドラム缶で暖かなたき火がたかれ、飲食のコーナーでは走り終わった選手たちがうどんで身体を暖めます。
「ふつうのうどんなんだけど、なんだかすごく美味しいんだ。高等部になったら、マラソンに参加するんじゃなくて、ボランティアで参加して、うどんを食べるのもいいなあ」と、食いしん坊な息子らしい感想です。
友達の数名はさらに駅伝大会にも出たいと張り切っているようなのですが、ボランティアで参加している高等部生や保護者の姿を見て、息子なりに地域の活動への参加意義を見出したのかもしれません。
開会式での7年生2名の選手宣誓から始まり、入賞した仲間の授賞式までの長い一日が終わりました。ときおり雪のちらつく寒い日でしたが、子どもたちからもボランティアの方々からもパワーが伝わってきて、心も身体もほかほかになりました。
T.S.