京田辺シュタイナー学校では、土曜日に学校へ行くことが月に2回ほどあります。その土曜日には、子どもたちは午前中に授業がありますが、大人たちは午後から「学年会(各学年の保護者と先生との時間)」や「運営会議(学校の運営についての話し合い)」があります。「学年会」が終わった後や、「運営会議」の休み時間などに、保護者がホッとできる空間があります。それが「ピッピ」です。
「ピッピの会」は、学校内で保護者が自主的に活動をしているグループです。校内に「ピッピの会」のための特定の販売場所があるわけではなく、学内の小さな空きスペースを利用して開催していますが、いつもにぎわっています。「ピッピ」にいくと保護者の手作りのパンやお菓子などが販売されていて、ちょっと小腹がすいたときにピッタリといった具合です。
「こういうのがあったらいいな。」と思った保護者が自分で動き始める。この学校にはそんな風にして出来た自主活動グループがいくつかあり、学年を越えて保護者が楽しく関わり合いながら活動をしています。こうした保護者のパワーのなかに、この学校がNPO法人が運営する学校として、今日までやってこられた原動力を見るような気がします。
※本校は学校教育法上の一条校ではありません。:y…k: