10月に入り、いよいよ京田辺シュタイナー学校の秋祭り&バザーも近づいてまいりました。私は2学期から人形劇チームに参加しましたので、人形劇チームの準備の様子をレポートしてみたいと思います。
人形劇チームは、1年を通して活動しています。1学期は主に人形制作の期間。2学期は劇を作り上げていき、バザー前日と当日に人形劇公演。3学期は「メルヘン論」などの読書会をしたり、次年度のバザーで何のお話をするかを考える期間となっています。
人形の操り方、入退場の位置や動作の確認などといった技術的な事はもちろん、お話の内容について深く掘り下げて考えたり、いかに登場人物の気持ちになって動いていけるかといった内面的な事まで、みんなで話し合ったり、工夫を重ねながら劇を作り上げていく過程は、とても楽しいものです。週1回ではありますが、集中して練習を行い、より良い劇を作ろうと、みんなの気持ちが一つになっていくのを感じています。
子ども達は、メルヘンの世界にどっぷりと浸りながら、そのお話の持つ深い叡智を感じ取っているのだと思いますが、人形劇の練習を重ねていく中で、私たち大人にとっても、メルヘンの世界は、深い気付きをもたらしてくれているように思いました。
バザーにお越しの際には、人形劇公演にも是非、足をお運び下さい。お待ちしています。
n.m.