「大人のための夏の公開授業」受講者アンケート

毎年開催している「大人のための夏の公開授業」、今年も無事終了しました。
各コースより受講者アンケートを紹介いたします。

Aコースメインレッスン(1年生「ことば」)
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・ 様々な詩、歌、そして物語に包まれて、授業が終わるころにはすっかり緊張していた体もほぐれていました。詩、歌、物語に散りばめられた美しい言葉、素晴らしいと思いました。

・ 「ことば」とはどんなことをするのか、全く予想がつきませんでした。通常の学校の国語をイメージしていましたが、教科書などなく、まさに「ことば」だけで授業が進んでいき、想像力がつくなぁと思いました。



Bコースメインレッスン(3年生「旧約聖書」)
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・聖書のお話、とても勉強になりました。静かに感動しつつ、深い思考に誘われるような気持ちで聞き入りました。前段階の歌やリズム運動、遊びなどで心身が調律され、お話がすうっとしみ込んでくる感じでした。

・毎日少しずつその世界にふれながら、心の中に形づくられていくのだなと、うらやましく思いました。朝一番の詩や遊びも、短いながら、確実に子どもの中にあるものが力づけられていくのだと思いました。いくつになっても、こういったことをやりたい。

・歌に水彩画、クレヨン画、めいっぱい体験でき嬉しかったです。授業の形式なので、雰囲気がよく分かりました。悪とふれることについても分かりよかったです。とても親しみやすいお話で、すうっと話に入っていけ、それが絵になっていく、絵で表せる嬉しさも感じました。




Cコースメインレッスン(8年生「栄養学/人間学」)

・ 五感を使って人間が生きていることはどういうことか学び、感じることができた。先生の言葉ひとつひとつが胸に響いた。自分の「意志」で生まれてきたこと、周囲の愛を受けて育ったことを14才で実感できることに、この時期人間学を学ぶ意味があると思った。

・ 8年生のメインレッスンが、それまで担任の先生と学び続けてきた様々なことの集大成として、人間の尊さ、世界とのつながりの素晴らしさを伝えていることを知りました。14才の子ども達にとって、本当に大切なことだと思います。



D(芸術)コース(10年生「美術史」-神殿と人物像から感じ取る意識の変容-)
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・ 社会の教員なので内容も興味深かったです。シュタイナー(教育)の授業を受けていくと必ず気がつくことは、どの教科もそれぞれ相互に関連していることです。もう一度世界史の後期旧石器~(古代)ローマ(時代)までをしっかり見ておこうと思いました。注:( )内、スタッフ補足

・ 旧石器から古代ローマの時代を人物像と神殿(洞窟)に限って学習しましたが、講義だけでなく、多くの時間が製作、それも粘土を使った彫塑&彫刻、パステル画だったので、とても充実した3日間でした。

・ 3万年の美術史を3日間でやる、とお聞きし、どうなるやらと思いましたが、石器時代のレプリカを実際に作り、仲間とシェアする中で、発見することのなんと多いことか。ただ写真を見たり、博物館で見ただけとは違い、その歴史的な遺産がわたしの中で動き始めたのを感じました。


:y…k:

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