「教員のための集まり」-大人のための夏の公開授業より

今年度の「大人のための夏の公開授業」も無事終了しました。各コースの感想は前回のブログにてアップしております。


この公開授業では昨年度から「教員のための集まり」という会を持っています。今年度は現職の教員のみを対象とし、本校教員と公立私立学校、また土曜クラス(平日は公立学校に通っている子どもたちに、週末だけシュタイナー学校のクラスを開催している)の教員のみなさんとの時間を持ちました。公開授業の日程三日間のうち、一日目と二日目の授業後に行われました。


初日に三つのグループに分かれました。幼稚園・小学校グループと中学・高校・大学グループ、そして土曜クラスのグループ、それぞれに分かれてディスカッションの時間を持ちました。私は運営スタッフとして特別に幼稚園・小学校グループに入ったのですが、他のグループと比べて比較的人数が多く十数人くらいでした。その中で、感覚を育てることや身体を育てることなどの実践的な活動についての話し合いや、受講者の方と本校教員との質疑応答の時間もありました。質問のなかには、例えば「シュタイナー教育を受けた後の子ども達は卒業後、社会とどう対峙していくのか。」「なぜ低学年にはすべてメロディで呼びかけをするのか。」といったものがありました。こうした話し合いや質問は、わたしも聞きたかった、知りたかった、と思うような内容でとても興味深いものでした。


場所は違えど、どの先生方も子ども達と真摯に向きあい、また日々努力を重ねてらっしゃることを痛感し、一保護者として尊敬の念を抱き、そのお姿に感動しました。


「教員のための集まり」、今後も継続的に行っていきたいと思います。

:y…k:



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