春夏秋冬 ~京田辺シュタイナー学校の一年~ 京田辺シュタイナー学校の春と夏 

京田辺シュタイナー学校で過ごす一年って、どんな感じでしょうか?季節の花と音楽と祝祭に彩られた一年を保護者目線でご紹介します。

春は、なんといっても入学式

桜や菜の花が咲く中、かわいらしい新1年生を迎える日を子ども達も楽しみにしています。
5年生は、新1年生のために一人ひとりの名前を大きく美しく画用紙に書き、春の花いっぱいの花冠をつくります。
8年生は、入退場の時に手をつないで歩きます。
3年生と12年生はこれから一年間、教室がお隣さん。
保護者も新しい仲間との出会いを楽しみに、入学式や歓迎行事の準備をすすめます。

新しく始まる授業にワクワク

学年がひとつ上がった子どもたちは、新しく始まる授業にワクワクしています。
3年生から始まる生活科では米づくりや毛糸づくり、家づくりなど衣食住を自分の手で生み出します。
4年生で学ぶ古事記や北欧神話、動物学は子どもたちが大きくなってもよく覚えている授業のひとつです。
5年生から始まる世界史と日本史は「やった~!」と飛び上がって喜ぶクラスもあるほど。
6~7年生になると、物理や化学、天文学など、それまで触れたことのない世界に導かれます。

メイポールダンス~花と緑の祭り~

5月の花と緑の祭りでは、4年生が純白の衣装で色とりどりのリボンを編みながら踊ります。
メイポールダンスとも呼ばれ、ヨーロッパでは春の風物詩。
7年生が吹く軽やかな笛の音に合わせて編まれる絹のリボンが青空によく映えます。
4年生の保護者だけではなく、毎年見に来る保護者も多い春の祝祭です。

夏の大きな楽しみ

夏の大きな楽しみは、12年生卒業演劇。
子どもたちは、学校中に響く12年生の力強い声や稽古の様子に興味津々。
その様子を家でも話してくれます。今年はどんな作品を上演するのか、大人も子どもも案内を心待ちにしています。

もうひとつの楽しみは、星の祭り。
夕方、子どもたちの多くが浴衣姿で登校すると、3年生のお父さんたちが子どもたちの短冊を結んだ高さ6mの竹を6本立ててくれます。
少しずつ日が沈むなか、1年生から12年生まで順番に歌や楽器の演奏を披露します。
最後に子どもたち、教員、保護者みんなでカノンを輪唱するころには、真っ暗な夜空に星が輝いています。

夏休みは7月中旬から始まりますが、6年生は地理と鉱物学の研修旅行、8年生は修学旅行、11年生は8月上旬の高卒認定試験にむけた補習授業など、高学年になると7月中は何かと忙しく過ぎます。こうして、子どもたちが楽しみにしている長い夏休みが始まります。

<7年保護者>


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