
ロウソクに火を灯し
詩を唱える…
おはなしを聴く…
からだを動かし感じる…
毎日くり返されるリズムを
シュタイナー学校の生徒となって
私たち大人が体験できる講座です。
「こころ」と「からだ」と「あたま」をたくさん動かして、学んでみませんか。
日時 |
2025年7月19日(土)・20日(日)・21日(月・祝) |
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会場 | NPO法人 京田辺シュタイナー学校 |
対象 |
18歳以上の方(高校生はお申込みいただけません) |
定員 |
各コース20名程度 |
参加費 |
Aコース(2日間 7/20,21 ) 一般22,000円 会員20,000円 学生15,000円 |
申込受付期間 |
6月1日(日)~7月15日(火) |
藤原由香里(4年生担任、英語担当)
2年生は、自分の内面に気づき始める時期です。「聖人伝」の学びでは、自らの弱さや愚かさを超え努力する、崇高な人間の姿と出会います。お話に耳を傾け、心を動かし、絵を描きながら、身も心も聖人伝の世界に浸る授業のようすを、体験しましょう。
浦田広美(5年生担任、手仕事担当)
シュタイナー学校では、1年生から毎週手仕事の時間があります。小さな手をしっかり動かし、羊の毛の柔らかさを手で感じながら、フェルトやペーパーウェイトを作っていきます。毎週、手の仕事を続けているうちに指先が目覚めていきます。それから、「編む」ことを始めていきます。最初は指編みから始め、その次に出会うのが「棒針編み」です。2本の棒針を作るところから始め、自分の棒針で、少しずつ編むことに慣れていきます。
そのように1年生を過ごした後、2年生の手仕事では、自分が作った棒針を使って笛ケースや針ケースなど自分が使うものを作っていきます。
今回の講座では、編み棒を作ることからはじめたいと思います。そして、その棒針で小さなものを編むところまで、一緒に楽しめたらいいなと思っています。
鈴木智子(オイリュトミー担当)
まどろみながら世界と一体化していた1年生から、少しずつ目覚めてゆく2年生。私の周りには私以外にもたくさんのものが共にあることに気づいてゆきます。その目覚めを促し、助ける練習を詩や音楽を動く中で行ってゆきます。世界に目が開き、たくさんのものと出会ってゆく喜びを味わってみましょう。
住吉のぞみ(理科担当)
焚火の火を眺めているとなぜか癒されますね。燃え盛る火。その熱と光はどこから来たものでどこへ行くのでしょうか。やがて炎が静まると、そこに残る灰。ここ水の惑星では、それらが水と出会うことで新たな扉が開かれます。世界の美しさの奥にある理を、身近な現象の中に発見していく7年生の化学の学びを、実験と共に体験していきましょう。さらに悠久の時間の中で地球全体をめぐっていく物質の環と、そこに関わる自分たちの姿を見出していきます。
鈴木智子(オイリュトミー担当)
心の中に自分だけの領域が生まれ始める7年生。その中でたくさんの思いが芽生え、動き、それが後に「自我」への土台となってゆきます。心の中にさまざまに溢れ、ある時には勝手に動き回る初めての自分の心の動きに寄り添い、時には放出し、時には優しく癒すような練習をオイリュトミーで行ってみます。思春期の入り口に立つ時に誰もが感じた不安や理想、世界への憧れや自分への厳しさ等の相反する二つを揺れ動く体験がどのように「私自身」と言う中心に向かってゆくのかをさまざまな詩や音楽を動く中で体験してみましょう。
伊藤壽浩(シュタイナー建築家)
今回、芸術として捉えることに馴染みの薄い、建築と言うジャンルを取り上げます。
12年間通った校舎の「秘密」を卒業前の生徒たちに解き明かす授業を、大人のみなさんに公開することとなりました。校舎をご覧いただきながら、普段は何気なく見落としてしまう、随所に潜む「秘密」をお話ししたり、学年ごとに形の異なる各教室を巡って、空間が見せる変化についてお話しします。更にそうしたものがもつ「深い背景」などについてもお話しし、それらの源泉であるシュタイナー自身が作った建築についてもご紹介すると共に、参加者のみなさんがご自身で体感できるような内容にしたいと思っています。
一日の始まりにみんなで集い、歌を歌います。
お互いの声に耳を澄ませて、感じ合いながら、歌声を響きわたらせていきましょう。
メインレッスン後の休み時間におにぎりやフルーツを食べます。(必要な方のみ各自持参)
各コース毎に一日の学びを深めます。
最終日、学びをお互いにわかち合い、共有する場を持ちます。
「シュタイナー教育のこと、色々聞いてみたい、話してみたい」本校保護者主催の座談会。お気軽にご参加ください。(教員も参加予定)
A1:学校の最寄り駅、JR学研都市線「同志社前駅」から上り3つめの「松井山手駅」近くにホテル「水春」が、同じく下り3つ目の「祝園駅」からバス約10分の場所に「けいはんなプラザホテル」があります。
また、学校から多少離れますが、京都駅周辺もしくは奈良駅周辺でお探しいただくと選択肢は増えます。
A2:近隣の駐車場をご利用ください。
・同志社前駅前:「コンセプト同志社駅前パーキング」「コンセプト同志社駅南パーキング」「タイムズの第一駐車場(WEB予約・決済)」
・興戸駅前:「コンセプト興戸駅前パーキング」
※近隣施設のイベント状況により満車になる場合もあります。あらかじめご了承ください。
A3:本校では、シュトックマー社の蜜ろうクレヨンを使っています。このクレヨンは、異なる色を重ねて塗っても色がきれいなまま描けます。また、しっかりと握って書くことで、成長に必要な手首をよく使うことができます。本校の子どもたちと同じ体験をしていただきたいため、お持ちでない場合は受講申込みの際に貸出しのお申込みをお願いいたします。また、当日販売もいたしております。
A4:早い動きやジャンプなどの激しい動きにも対応できる履物をお持ちください。かかとがあり底もあまり厚くないものが、動きやすく、オイリュトミーをより深く感じていただけます。
A5:ゆったりとした、動きやすい服装でお願いいたします。着替える場所もご用意しておりますので、必要であれば、当日の朝、スタッフにお申し出ください。
A6:子どもたちは夜の眠りの中で、学校での体験をしっかりと自分の内に落とし込みます。夏期講座では、そのような子どもたちと同じような体験をしていただくことをとても大切に考えているため、2日間もしくは3日間の連続講座になっています。できるだけたくさんの方に、全日通して受講していただきたいので、1日のみの受講は基本的に設けておりません。ただし、事情があり1日しか参加できないが、参加費全額を払ってでも是非参加したいという場合は、お申込みいただけます。その場合は通常通りお申込みいただき、備考欄等でその旨のご連絡をいただきますようお願いいたします。
6月1日より申込開始します。