12月に入ると急に「冬!」という気分になりますね。
京田辺シュタイナー学校は今週から冬休みです。
ところで、まだ秋の気配が残る11月下旬、本校初の試み、高等部主催の文化祭が行われました。
毎年この時期といえば、スポーツフェスタ!高等部開設以来の恒例行事です。
ところが、今年の春に配られた2013年度の年間予定表には、その日に〈高等部主催行事〉とだけ書いてありました。
「高等部の生徒たちが何か新しいことを企画して、話し合いを続けている」そんな話も聞こえてきました。
さて、今年の秋は何があるのかな・・・?
やってきた文化祭当日。
初等・中等部の生徒は自由参加です。
我が家は、「どんな風に始まるか、見逃したくない!」という娘の希望で、開始時間に合わせて家族全員で学校に向かいました。
開会のあいさつが終わったとたん、校庭の食券売り場には長蛇の列。
バザーで大人気だったラーメン屋さんがこの日も出店していました。
その他にも、カレーやさつま汁やカフェの看板が校舎の1階に並んでいます。
夫は製本のワークショップへ、娘はお友達と校内のスタンプラリーへ。
私はチラシを見て面白そうだと思っていた「高等部生徒と保護者の対話コーナー」へ行ってみました。全部で3回あったうちの最初の回でしたが、会場の椅子は満席でした。高等部から編入した12年生の生徒が、この学校に編入してきて感じたことなどを率直に語ってくれました。
そしてこの日、もうひとつ私がぜひ見たいと思っていたのがホールでのパフォーマンス。
けん玉は必見!と聞いていたし、合唱、バンド、ダンスに漫才。どれも、好きなことを一生懸命やっているんだな、ということがストレートに伝わってくる気持ちのいいステージでした。
中には年齢制限で低学年の生徒たちは見られないものもあったのですが、そこはいつも小さい子たちへの配慮を忘れない優しいお兄さん・お姉さんたち。
親がパフォーマンスを楽しんでいる間、子どもたちを鬼ごっこやボーリングで遊ばせてくれるコーナーもちゃんと用意してくれていました。
そうしているうちに、あっという間に閉会の時間。
夫は自分で製本した小さなノートを、私は手作りのおいしそうなお菓子を、娘はスタンプラリーの景品のしおりをそれぞれのおみやげに、帰途につきました。
n*h