今年の中秋の名月は9月19日でした。
シュタイナー学校でも、昼の授業時間中ではありますが、
お月見の行事が行われました。
お月見の行事には、保護者は参加しませんが、
飾り付けは、毎年1年生の保護者がお手伝いしています。
お月見といえばススキなのですが、
今年は京田辺市近辺ではススキがまだ見当たらなかったので、
三重県名張市で畑をしている保護者にお願いして、
採ってきてもらいました。
秋の草花は、京田辺市で農業をしている保護者や、
近所に住んでいる保護者のお庭にあるものを分けてもらい、
三宝に飾るお団子も作って、前日に学校ホールに
飾りつけました。
当日は1年生から3年生までが学校でお月見団子を作り、
4年生から12年生に配ってくれたものを、
それぞれ家に持ち帰りました。
19日の夜は天気も良く、綺麗な満月が見えました。
「お月様のところにうさぎさん見えるかな」
などと言いながら、子ども達も嬉しそうに月を
眺めていました。
日本では縄文時代から月を愛でる風習があったとか。
はるか昔の人も同じように月を眺めていたのだろうか、
と思いを馳せながら、お月見団子をいただいた秋の夜でした。
n.m.