京田辺市の地域一斉清掃「クリーンアップ京田辺」の前日、通学路のゴミ拾いと清掃をしました。
翌日の一斉清掃の当日には、皆それぞれの自宅周辺の清掃に参加できるよう、毎年、前日におこなっています。
朝九時、有志の保護者、先生、子どもたちが校門前に集まりました。
そして、それぞれ軍手をはめ、大きなゴミ袋を持ち、校舎を中心として数人ずつのグループに別れ、通学路へ散らばってゆきまました。
いつもの通学路を、いつものように歩き始めた子どもたちに、大人の声が飛びまました。
「ほら、隅の方を見ないと!」
よくみれば、吹き寄せられた落ち葉の中に、朽ちたビニール袋やタバコの吸い殻。
子どもたちは気持ちを切り替え、いつもと違う目線で通学路を見るようになりました。
京田辺シュタイナー学校の周辺は豊かな自然に恵まれており、ゴミが目立ってたくさんある訳ではありません。
ゴミ拾いなのにゴミよりも枯れ草の方が多く、隠れていたむかでの出現に驚いたり。
でも、隠れた場所などには、時には、壊れた傘や看板などを発見することがあります。
人目につかない場所にはいろいろ落ちています。
大人にとっては、子どもたちが使っている通学路に盲点はないか、点検する機会にもなっています。
一時間弱で、通学路のゴミ清掃は終了し、最後に取りまとめのお父さんの〆の言葉です。
「ゴミを見たら、拾ってゴミ箱に捨てましょう!」
「ゴミを道にすてるのはやめましょう!」
当たり前のことなのですが、ゴミ拾いの後では、すっと心に入って来ました。
T.S