2012年、年が明けてはや2週間が過ぎようとしています。
みなさまは新しい年をどのように迎えられたでしょうか?
本年がみなさまにとって幸多き年でありますように。
そして、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、「学校、始まるの楽しみ〜」と言いながら
冬休みの終わりを迎えた5年生の娘は、
新年の7日の登校初日に、
クラスみんなで学校近くの氏神様にお参りに行き、
お参りから戻ったあと、学校中で七草がゆを頂きました。
娘は「2杯食べたぁ」と言って学校から帰ってきました。
兄である7年の息子は「百人一首の練習してきた」と言って
少し遅れて帰ってきました。
そう、京田辺シュタイナー学校では3学期のはじめに、
6年生から12年生が全員参加する
「百人一首大会」が行われるのです。
各教室で1・2回戦が行われたあと、
勝ち抜いた8チーム(1チームは4人)がホールに集まります。
競技に参加はしないけれど、
5年生も応援・観戦のため会場に集います。
そこでは毎年白熱した戦いが繰り広げられます。
必ずしも上級生が勝つという訳ではなく、
昨年の決勝戦は、12年生チーム対8年生チームで行われ、
8年生が優勝候補の12年生を破りました。
百人一首大会に関する情報も飛び交います。
「冬休みに百人一首合宿(チームでお泊まりして練習をすること)した」
という子どもたちがいたり、
「下の句見て、上の句が言えるようになったで」
と言っている子どもがいたり、
子どもたちの間で、札を多くとるための秘策情報が回ったり、
と大会に向けて子どもたちはやる気満々。
息子も大会前日、チームメイトと集まって
「特訓」をして当日を迎えました。
とはいえ、熱心ではあるけれど、「勝ち負け」にこだわるというより、
競技することを「めいっぱい楽しむ」という雰囲気なのが
また不思議といえば不思議です。
大会当日、今年は見学組である5年生のわが娘。
7年の兄を応援すると思いきや、
他学年の取り組みを夢中になって見ていたようです。
そして、「来年は自分も参戦、兄には負けないぞ」
なんて思っているようです。
「特訓」につきあった夫は
職場から息子に電話をかけて結果を聞いたとのこと。
・・・親馬鹿ですね。
息子は、特訓の成果があったのか、1・2回戦を勝ち抜き、
ホールでの戦いに臨むことが出来たようです。
優勝は9年チーム。2位・3位が8年チームで
息子のチームはその次でした。
で、彼の感想はと言えば、「8年、強かった〜。」
今年も彼なりに百人一首大会を楽しんだようです。
さて来年は、熾烈な兄妹対決が見られるのでしょうか?
k/k