部活動のこと(バスケットボール部)

娘の休日の楽しみは、誰にもじゃまされずに本を読むこと。ここ半年で受け答えや動きが重たくなってきた娘は7年生。
夏休み中は、重力に逆らわない姿勢で本の世界に浸っている娘をよく見た。返事をするのも面倒だったあの頃を思い出すわぁ、なんて共感できる日はまだよい。夏休みの長期戦も終わりに近づくと、宿題は終わったのかなどと不用意に声をかけて、その後の娘の不機嫌に付き合うのにくたびれてきた。

こういうときは部活動が本当にありがたい。娘はバスケットボール部に入っているが、活動がある日は、お腹空いたぁとすっきりした顔で帰ってくる。どんな練習でどれだけしんどかったかを身振り手振りで得意げに話す様子もかわいい。
京田辺シュタイナー学校は、6年生の3学期に好きな部活動をお試しで体験することができる。初めのうち部活動には入らないと言っていた娘だったが、体験して楽しかったらしくバスケットボール部に入った。

部員は仮入部の6年生から11年生までで、小学生から高校生までが一緒に活動していることになる。一度見学に行ったときには、11年生が体力や技術に見合った練習メニューを指示したり、グループに分かれて上級生が下級生に教えたりしていた。熱心ながら余計な上下関係はなさそうで、和気あいあいとしていた。学校には体育館がないため近隣の施設をお借りしているが、職員さんたちへの挨拶や、時間を惜しむようにきびきびと動いている姿が、見ていてとても気持ちよかった。

顧問の先生は試合の審判をする以外は、子どもたちに任せて見守っている。先生曰く「自分たちでできるようにしている」らしいが、どうしたらそうできるのだろうか。娘が自主的に動くのを待てず、ついあれこれ言ってしまうわたし。今更ながら顧問の先生に尋ねてみたいと思っている。   h

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