ミニプロ 8年生の夏休み

8年生の娘はこの夏、ミニプロ(※)に取り組みました。

4月から何をするか決めはじめ、GWの宿題はミニプロの計画を立てることでした。
娘はやりたいなと思うものはたくさんあったようですが、迷った末に7年生の夏休みの宿題の自由研究でやった「お話をつくる」を発展させた「本をつくる」に決めました。
お話をつくることはもちろん、製本の仕方を調べ、試行錯誤の日々でした。

娘はお話を書くのが好きで、これまでにもいくつか書いています。
いつもは「お話はもう頭の中にある」と言っていたのですが今回は少し難しかったようです。
いくつも書き始めては違う…というのを繰り返し、行き詰まっていました。
ある日「お母さん、お話が来た!」と言って机に向かう日が続きました。
お話が完成しても終わりではありません。
誤字脱字、言い回し、登場人物のつながり…何度も見直しては修正していました。
1ページに何文字書くかを計算し、余白や挿絵のスペースを考えたり…なんとか清書にこぎつけました。
そこで、やっと製本です。
お話を書きながら製本の試作も繰り返していました。
思うようにはいかず何冊もの本にならないノートができました。
夏の終わりにようやく本が完成しました。
娘らしいほのぼのとしてユーモアもあるお話にクスっと笑い、心からほっとしました。

10月にミニプロ発表会があります。
さて娘のミニプロ発表どのようになりますか…。
娘にとって8年生の夏休みは「ミニプロの夏」になりました。

SN*

※「ミニプロ」とは
初・中等部を卒業する8年生が、自分の好きなことを選んで取り組むプロジェクトです。
取り組み方はクラスによって異なります。


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