京田辺シュタイナー学校では、4年生で「郷土学」(地理)を学びます。以前このブログで紹介した
「東大寺二月堂の竹送り」もその学びの一つです。その他、我が子のクラスは方位磁石を首から下げ、学校の周辺をグループ毎に歩いて地図を仕上げたりもしました。このような校外学習が子どもたちは大好きですが、今回の木津川サイクリングは郷土学での学びの集大成でした。
京田辺シュタイナー学校の近くには、一級河川の木津川が流れており、その川沿いにはサイクリングロードが京都の嵐山まで整備されています。その道を利用して5年生クラス25名がサイクリングに出かけました。
木津川、宇治川、桂川の三川は京都府の大山崎町辺りで合流し淀川となり、大阪湾へ流れています。目指すはその三川合流地点です。25人の子どもたちを6チームに分け、各チームに保護者が2~3名ずつ伴走し、約20キロを走って目的地へ到着しました。サイクリング当日は天候にも恵まれ、展望台からの眺めも素晴らしく、心地よい風が吹き抜けて清々しい気分になりました。
子どもたちは…というと、約20キロを走った後も元気いっぱい。お弁当を食べてからは、先生やお父さんたちと一緒に鬼ごっこや木登りをして楽しんでいました。
復路も同じ道のりを走り、全員無事に戻って来ることができました。集合場所へ迎えにいくと、どの子もやり遂げた充実感にあふれていたように見えました。いつもはあまり学校でのことを話さない我が子が、この日は興奮気味にたくさん話してくれました。体も心も満たされた一日であったのだろうと思います。
:y…k: