秋祭り&バザー 子どもの様子

 10月18日、秋祭り&バザー「にじいろの種」がありました。多くの方にお越しいただきありがとうございました。

 この日、低学年の子どもたちは保護者と一緒にお祭りのにぎわいの校舎で楽しみ、中等部では学年ごとに、演奏やダンス、お店、などで参加し、高等部生は学年を超えて様々な役割を担いました。

 息子は8年生、初中等部最終学年であり、クラスで秋祭り&バザーに参加するのは最後の年でした。今年は「恐竜の時代-時空を超えた世界へ-」というタイトルで、恐竜の時代をテーマにした5つのゲームと、生徒が一つ一つ手作りした雑貨を販売することになりました。
 準備には時間をかけてきたものの、初中等部の卒業演劇を控えて忙しい学年ですので、バザーに掛かり切ることができない状況が続き、直前になってからばたばたと動き出しました。

 準備追い込みになったころのこと、
 「小さい子が楽しめるためには…」「経費を少なくするには…」「完全に公平に休憩時間をとるのは難しそうだな」と、家でぽそりとつぶやく一言一言に、息子の意識が秋祭り&バザーを主催する側に変化しつつあることを感じました。

 また、「期待しないでね」「来なくていいよ」と、親には来てもらいたくない気持ちが背中からびりびり出ていたので、当日はお店のなかで真剣に取り組んでいる様子を遠くから眺め、楽しそうに小さなお子さんのお相手をしていた様子にホッとしました。

 思い起こせば数年前、5年生で転校してきた初めてのバザーでは、習い始めたチェロをバンブーダンスに合わせて弾くことになり、いつもと違う大勢のお客様の前で緊張していました。その大仕事をやり遂げたあとに、いつもの教室がお店になっているところをおとずれ、上級生に相手をしてもらい、はじけたように笑い緊張から解き放たれたこと。そして、大きなお兄さんお姉さんにかわいがってもらったこと。その記憶が今につながっているのかもしれません。

※ バザー開催のご報告および御礼がホームページに掲載されております。https://ktsg.jp/topics/975/


T.S.

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