今から12年前、上の子が3歳の頃、「テレビ片づけちゃおうか」「いいよ」という夫婦の会話のあと、我が家からテレビがなくなりました。
実は子どもが生まれる数年前、テレビを押し入れにしまい込んだことがありました。
「ついテレビを見てしまうというのをやめたいな」と思い夫に提案してみたところ、意外にすんなり賛成してくれたからでした。
しかし実際テレビがなくなってみると「相撲中継が見られない、野球中継も競馬も・・・」とテレビでスポーツ観戦が出来ない不便さに(夫はスポーツ観戦好きです。)耐えきれず、しばらく後、テレビは押し入れから居間に戻ることになりました。「テレビなし生活」1度目のチャレンジは挫折で終わりました。
さて、息子3歳2度目のチャレンジ。この時テレビを片づけた理由も前回と少し似ていました。「子どもがテレビに釘付けになるのはなんだかイヤだな」というのがそれです。
わたしたち夫婦は前回挫折した教訓(?)を生かすべく、テレビでのスポーツ観戦に代わるものとして、スポーツ情報誌の定期購読を始めました。この雑誌が面白かった!今は家族4人でその雑誌を楽しんでいます。
一方3歳の息子はテレビがなくてもしごく平気な様子。2度目のチャレンジは挫折せずにすみました。
もちろんその後、家族4人が一切テレビを見ない、なんてことはありません。おじいちゃん、おばあちゃんの家に行った時には、子どもたちは実に真剣にテレビを見ていました。ただしおじいちゃん、おばあちゃんの協力のもと、大人向けの番組は避けました。
夫も野球、相撲、競馬、さまざまなスポーツ観戦。雑誌で選手は動きませんからね。そしてわたしは、子どもが寝たあと久しぶりのテレビを満喫。誰よりも夜更かしをしてました。
子どもたちも大きくなったので、我が家にテレビを復活させても良いかな、とも思うのですが、10年以上「なくても別に困らない」という状態で来てしまうと、復活させるのも面倒な気がします。いつのまにか「地デジ」の時代となり、チャンネルも豊富、ついていけるだろうか?う~ん、もう少しこのままの生活を続けてもいいかな。
とまぁ、ゆるーいスタンスのテレビのないくらし、です。
さてこれからどうなるのでしょうね。
k/k