ロウソクに火を灯し
詩を唱える…
おはなしを聴く…
からだを動かし感じる…
毎日くり返されるリズムを
シュタイナー学校の生徒となって
私たち大人が体験できる講座です。
「こころ」と「からだ」と「あたま」をたくさん動かして、学んでみませんか。
日時 |
2024年7月13日(土)・14日(日)・15日(月・祝) |
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会場 | NPO法人 京田辺シュタイナー学校 |
対象 |
18歳以上の方(高校生はお申込みいただけません) |
定員 |
各コース20名程度 |
参加費 |
Aコース(2日間 7/14・15) 一般23,000円 会員21,000円 学生15,000円 |
申込受付期間 |
6月1日(土)~7月12日(金) |
西田佳代(2年生担任、音楽担当)
「1年生 ことば」
物語に耳を傾け、豊かに膨らませたイメージを絵に描くことから始まる文字の学び。子どもたちは、お話に浸り、生き生きと絵を描き、描いた絵から生まれる文字と出会っていきます。イメージの世界に生きる1年生の学びの様子を、共に体験しましょう。
「練習(水彩)」
紙に水を含ませてから、そっと色を乗せていく水彩画。お話を通して、色の質や色と色との響き合いを味わっていきます。
「音楽」
歌や言葉のリズム、素朴な楽器の音に合わせて、手先足先までのびのびと体を動かしていきます。子どもたちが初めて出会う笛を共に奏でてみましょう。
東奈津美(1年生担任、英語担当)
1年生は、歌や詩の言葉とともに体を動かし、言葉の響きを感じながら、初めての外国語と出会っていきます。
耳をすませて、声に出して、英語を楽しみましょう。
中村真理子(初等・中等部教員、美術・演劇担当)
「あなたがライオンだったら、安全にくらす囲いの中と、危険がいっぱいの広いサバンナ、どちらで暮らしたい?」
中世からルネッサンスへ移り変わる時代の変化を語るこのエポックの最初の日、子どもたちにこんな質問を投げかけてみました。中学1年生、いよいよ反抗期の子どもたち。先生にも親にも縛られたくない時期を迎えた子どもたちの答えは?
教会や領主に仕え、守られ、生まれた土地を離れることなど考えられなかった中世の時代から、自分だけの力を頼りに遠い世界へ乗り出す大航海時代、そしてルネッサンスへ。人々の意識は、どのように変化したのでしょうか?
歴史は、暗記科目?いえいえ、そんなことはありません。様々な人物が織りなす人間のドラマです。そのドラマは、子どもの成長のドラマとも重なります。中世からルネッサンスへの時代の変化を感じつつ、子どもの成長にも思いを馳せてみましょう。
石橋美佐 (5年生担任、手仕事担当)
6年生になって思考が育ち始め、因果関係が理解できるようになってきた子どもたち。水彩では、今を重ねることにより未来の形ができあがるという体験を、層技法という方法で学びます。ひとつひとつの色の層を塗り重ねていくことで色の濃淡による奥行きが生まれ、光が差し込むような色の織り成しが味わえます。低学年のにじみ絵とは異なった水彩の味わいを、ぜひ体験してください。
鈴木智子(オイリュトミー担当)
小さい頃から行ってきたオイリュトミーが一体何なのか、と言う疑問が思春期に入ると芽生えてきます。そこで高等部では改めてオイリュトミーの動きを思考の力でとらえ、理解して動くことが始まります。
この講座では音楽の様々な要素・法則をどう動きへと表わしてゆくのかをはじめから丁寧に行ってゆくので、オイリュトミーを体験したことのない方でも大丈夫です。空間の中に描くかたち(フォルム)を動くことで音楽がどのように流れているかが現れ始め、さらに多人数で動くことでそのダイナミックさを体感できるでしょう。
思春期の魂に寄り添う、古典派後期からロマン派の曲を中心に取り上げます。
身体が響き、音楽を奏でる、「目に見える歌」とも呼ばれている音楽オイリュトミーを体験し、皆で作品をつくりあげる面白さを味わってみませんか。
※今年は最終日の午後に専科を1コマ増やしました!
一日の始まりにみんなで集い、歌を歌います。
お互いの声に耳を澄ませて、感じ合いながら、歌声を響きわたらせていきましょう。
メインレッスン後の休み時間におにぎりやフルーツを食べます。(必要な方のみ各自持参)
各コース毎に一日の学びを深めます。
最終日、学びをお互いにわかち合い、共有する場を持ちます。
~京田辺シュタイナー学校のことを色々きいてみよう!~(自由参加・要予約)
本校保護者および教員に質問してみたい方、お気軽にご参加ください。
A1:学校の最寄り駅、JR学研都市線「同志社前駅」から上り3つめの「松井山手駅」近くにホテル「水春」が、同じく下り3つ目の「祝園駅」からバス約10分の場所に「けいはんなプラザホテル」があります。
また、学校から多少離れますが、京都駅周辺もしくは奈良駅周辺でお探しいただくと選択肢は増えます。
A2:近隣の駐車場をご利用ください。
・同志社前駅前:「コンセプト同志社駅前パーキング」「コンセプト同志社駅南パーキング」「タイムズの第一駐車場(WEB予約・決済)」
・興戸駅前:「コンセプト興戸駅前パーキング」
※近隣施設のイベント状況により満車になる場合もあります。あらかじめご了承ください。
A3:本校では、シュトックマー社の蜜ろうクレヨンを使っています。このクレヨンは、異なる色を重ねて塗っても色がきれいなまま描けます。また、しっかりと握って書くことで、成長に必要な手首をよく使うことができます。本校の子どもたちと同じ体験をしていただきたいため、お持ちでない場合は受講申込みの際に貸出しのお申込みをお願いいたします。また、当日販売もいたしております。
A4:早い動きやジャンプなどの激しい動きにも対応できる履物をお持ちください。かかとがあり底もあまり厚くないものが、動きやすく、オイリュトミーをより深く感じていただけます。
A5:ゆったりとした、動きやすい服装でお願いいたします。着替える場所もご用意しておりますので、必要であれば、当日の朝、スタッフにお申し出ください。
A6:子どもたちは夜の眠りの中で、学校での体験をしっかりと自分の内に落とし込みます。夏期講座では、そのような子どもたちと同じような体験をしていただくことをとても大切に考えているため、2日間もしくは3日間の連続講座になっています。できるだけたくさんの方に、全日通して受講していただきたいので、1日のみの受講は基本的に設けておりません。ただし、事情があり1日しか参加できないが、参加費全額を払ってでも是非参加したいという場合は、お申込みいただけます。その場合は通常通りお申込みいただき、備考欄等でその旨のご連絡をいただきますようお願いいたします。