イギリスより、アンドリュー・ウォルパート先生を京田辺にお迎えいたします。神戸市立博物館でのターナー大回顧展に合わせて、講座Ⅰ:ターナー芸術、講演会:シュタイナー教育における芸術、講座Ⅱ:ターナー芸術、神戸市立博物館ターナー大回顧展鑑賞会を企画しています。
~光への愛と愛の光~講師よりターナー芸術講座によせて
ターナーが色彩と光の自由なビジョンを創造したのは、産業革命の“ 途上” で英国の貧しい労働者やその家族の尊厳が非常に陰鬱で、過酷な状況に置かれていた時代でした。
現在、私たちの尊厳や人生は産業“ 発展” の名のもとに別の類の抑圧に脅かされているといえます。人類が生み出した破壊的な現代科学技術による悲惨な影響に対する解毒剤としてターナーの芸術は我々にどのような気づきをもたらすでしょうか。
深い洞察の中にもユーモアたっぷりの語り口で定評のあるウォルパート氏の講座・講演会で皆様にお会いできるのを、とても楽しみにしています。
講師:アンドリュー・ウォルパート
アンドリュー・ウォルパートは、精神的な深みを伴って歴史を観る立場から、ルネサンス美術を研究する学者である。英語と文学の教師として勤める中で、英国におけるルネサンス文学と、より古い時期のイタリアの建築・彫刻・絵画に見られるルネサンス的要素との関係を探求した。長年に渡り英国のエマソン・カレッジでコースリーダーであった。また、上記のテーマについての著作・講演も多い。
現在は、日本・ハンガリー・ドイツ・イタリア各国で講演し、英語を教え、ルドルフ・シュタイナーの業績を紹介している。2008 年からほぼ毎年京田辺を訪れる。その彼のあたたかく深い言葉 によって、多くの人がはげまされ、示唆を得ている。
【講座・講演会 日時/場所】
・2014年1月10日(金)18:00~20:00
本校2階ホールにて講座 Ⅰ:ターナー芸術
・2014年1月12日(日)10:00~12:00
本校2階ホールにて、講演会:シュタイナー教育における芸術
・2014年1月15日(水)10:00~11:30
神戸市勤労会館にて、講座 Ⅱ:ターナー芸術
14:00~17:00
神戸市立博物館ターナー大回顧展鑑賞会
★各々の参加費:法人会員(学内)・友の会会員 1,000 円 / 一般 2,000 円
講座I・講演会 詳細チラシ.pdf
講座II&ターナー展鑑賞 詳細チラシ.pdf
※本講演会は終了しております。