今年は小さなオープンデイにじいろの種

京田辺シュタイナー学校では毎年秋に、「秋祭り&バザー にじいろの種」を開催してきました。
6年生の太鼓に始まり、高等部生徒や教職員のコーラス、迷路ゲーム、フェイスペインティング、体にやさしい食べ物屋台、すてきな手作り雑貨店など。それはそれはワクワクするお祭りで、現在4年生のうちの子どもが幼稚園のときから我が家で一番楽しみなイベントでした。

それが昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、今年も開催は難しいかと思われました。けれども、オンラインではなくできればリアルで開催したいという保護者が集まって話し合い、安全性を第一に考えた小さなオープンスクールならできるのではないか、とチームを作って動き出したのです。
新チームの面々は、今までのバザーが大好きで、「またあれをやりたい!」というメンバーもいれば、新入学や編入のために過去のバザーを知らないというメンバーもいました。共通するのは、「この学校の楽しさをリアルに伝えたい!」という気持ちだけ。そんなひよっ子チームでしたが、さまざまな人からの温かい励ましと協力に助けられ、なんとかオープンデイ開催にこぎ着けることができました。

当日はお天気にも恵まれ、事前にお申込みいただいたご家族が続々と来てくださいました。飲食店はないものの、太鼓に始まり、人形劇、高等部生徒考案の迷路ゲーム、ノート展、物販などは例年通り。
意外と人気だったのは休憩室で、2年生教室を普段のしつらえのまま開放したところ、「こういうのが見たかったんです」というお声をいただきました。ラストは屋外での高等部生徒による歌と教職員による歌(とダンス?)。やんややんやの拍手喝采で初めてのオープンデイは幕を閉じました。
そして参加者が帰られたあとは、大車輪で教室を元通りにする作業が始まります。
先生方、駆けつけた保護者たち、力仕事担当の高等部生徒とお父さんたち。あれよあれよという間に見慣れた校舎に戻っていきました。
私たちメンバーも充実感でいっぱいです。「あぁ、楽しかった。またやろうね」と家路についたのでした。

参加してくださったみなさま、学校関係者が総出で関わるこのイベントはいかがでしたか?機会がありましたら、ぜひまたお越しください。本当にありがとうございました。

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*「今年は小さなオープンデイ にじいろの種」お礼とご報告

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