お誕生会のおやつ作り

京田辺シュタイナー学校では、自分のお誕生日当日、もしくはなるべく誕生日に近い日にお誕生会をクラスで行います。(お誕生会についてのブログはこちら)その時に、息子のクラスでは、お誕生会を祝ってもらう本人がクラスのみんなと先生分のおやつを作って持って行きます。低学年の頃は親が作って持たせるのですが、学年があがるにつれて子どもが作るようになっていきます。

 今回7月生まれの4年生の次男のお誕生会では、先生から「調理にお子さんが関われるように」というお願いがありました。そこで、次男と相談して、「みかん寒天ゼリー」を作ることにしました。

 ゼリーの作り方は、水を入れた鍋に粉寒天を入れて木べらでぐるぐる混ぜて火にかけ、沸騰したら弱火で2分煮ます(その間も木べらで混ぜ続けています)火からおろした後、あら熱がとれたらみかんジュースを加えて、カップに分けて流し入れて出来上がり。簡単なおやつですが、普段おやつ作りをしない次男の感想は、木べらでずっとかき混ぜたり、ゼリー液をカップに分けて入れる時にこぼさないように緊張したせいか、「肩がこった」というものでした。

 それでも、自分でおやつを作ったことに満足げな表情で、クラスのみんなと先生と、いつもお世話になっている事務の方に差し上げるゼリー23個を持って、登校していきました。

 先生からのお願いの中に「自分のお誕生日が、お祝いしてもらうばかりでなく、自分から『いつもありがとう』という思いを皆に伝えられるときになっていければと思っています。」という一文がありましたが、みんなから温かくお祝いしてもらい、自分からも感謝の気持ちを伝えられる機会があることは素敵なことだな、と改めて感じました。

                     n.m.


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