夏休み中の登校日に3年生の息子のお誕生会がありました。
シュタイナー教育では、誕生日をとても大切にしています。
本校でも、一人一人が生まれた日(それが無理ならなるべく近い日)に
お誕生会をします。(1年生の時のみ親も出席できます)
お誕生会では、年の数だけみつろうキャンドルに火を灯し、
担任の先生がライアーをひいてくれたり、
先生や友達から手作りのプレゼントをもらったり、
誕生日の子どもが持ってきたおやつをみんなで食べたりして、
お祝いします。
また、あらかじめ親が書いて提出したレポートを基にして、
1年生の時は、子どもがお腹の中にいた頃のエピソードを、
2年生の時は、生まれてから一年毎の印象的なエピソードを
先生が語ってくださいました。(お誕生会のやり方やそこで話される
テーマは担任の先生によって異なります)
3年生では、
「その子を授かり、出産に至るまで、あるいは今日までの、
その子への愛を強く感じたエピソード」
「名前の由来とその背後にある想い」
「今、そしてこれからへの子どもへのメッセージ」
をみんなの前で読んだ後、両親からの手紙として、
そのまま手渡してもらいました。
このようにお誕生会は、子どもにとって、周りに祝福され、一人一人が
愛されている素晴らしい存在である、と認識できる特別な日です。
また、親も子どもが生まれ育ってきた道のりを振り返ることで
「こんなに大きくなったのか」という喜びと、「生まれてきてくれて
ありがとう」という感謝の気持ちを持つ良い機会になっています。
学校であたたかいお誕生会をしてもらい帰ってきた息子は
みんなから頂いたプレゼントを嬉しそうに眺めていました。
n.m
このブログにまた新しい執筆メンバーが加わりました。
ハンドルネームは「n.m」です。どうぞよろしくお願いいたします。