夏期講座「大人が体験できるシュタイナー学校」 ご報告

2015年7月18日(土)から20日(月・祝)までの3日間の日程で行われました夏期講座「大人が体験できるシュタイナー学校」、初日は台風11号の影響がありましたが、お陰さまで無事に終了いたしました。今回は1年生1日コース、3日間コース3コースを開講し、67名の受講生の皆さまと共に学びを深めることができました。ご参加くださった皆さま、お心を寄せて下さったすべての皆さま、本当にありがとうございました。

アンケートより

　Aコース（1年生1日コース「ことば」）
先生のお話（語り）を聴くことがこんなにも豊かだとは思いませんでした。子どもたちは引き込まれていくのだろうなと、普段の教室の様子を想像しながら聴かせていただきました。丁寧なことがこんなにも気持ちをおだやかにしてくれるのだなと感じました。 

　Bコース（4年生3日間コース「動物学」）
はじめての経験、学びで子供に戻ったような感覚で取り組むことができて嬉しく思いました。人と動物との関係やつながりを感じ、もっと色々な動物について知っていきたいと思いました。また、今まで当たり前だと思っていた事（手や足や頭、人間の体について）が、とても新鮮で、とても大切なものだと改めて感じました。自分を、人を、動物を大切にしていきたいと心から思いました。

　Cコース（5年生3日間コース「古代史」）
「メソポタミア」というと、メソポタミア文明、チグリス・ユーフラテス川、くさび形文字・・・といった単語でしか思い浮かばなかったのですが、川がもたらす恵みやギルガメシュのお話でその時代を生きた人々の気持ちになったり、文字ができた喜びを感じたり、感覚を使って歴史を学ぶというのはこういう事なんだ！！とすごく腑に落ちました。教科書で習うよりも知識もすんなり入ってきて深く残っているような気がします。

　Dコースアンケート（芸術3日間コース「色環をめぐる時の流れ」）
3日間とてもぜいたくな時間を過ごすことができました。毎日、時間に追われていて、結果を求められることも多いのですが、絵を描くことで自分と向き合う時間をとれたのはとても有意義でした。決してこうでなければいけないというものではなく、自分というものを出していくのは疲れますが、とても心地よかったです。