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日本シュタイナー学校協会 夏の運営者会議・定例会参加報告

8月19日、20日に本校にて、日本シュタイナー学校協会の夏の運営者会議・定例会が行われ、
全日制のシュタイナー学校7校から40名を超える運営者(教員・保護者)と専門会員が集いました。
学校協会は、 日本におけるシュタイナー学校およびシュタイナー教育運動の充実・発展のために設立され、今年で4年目になります。年2回はこうして集まる機会を持ち、各校の学校づくりの近況や課題の報告、そして共通の課題についても話し合っています。

これまでも継続的に意見交換を重ねてきた、来年夏に開講予定の連携型教員養成コースや、シュタイナー教育100周年となる2019年に向けた世界的な動きと日本でのイベント等の企画については、それぞれ学校の枠を超えた担当チームを作るなど、教員も保護者運営者も一丸となり実現に向けて動き始めました。

今年度から新しく専門委員に迎えた今井重孝氏(川口短期大学こども学科教授、青山学院大学名誉教授)によるお話から、現代社会でこの教育実践を続けていくことの意義を皆で確かめ合いました。また、日本のシュタイナー教育発展に大きく寄与された故子安美知子氏に追悼を捧げる、特別な時間をもつことができました。

何年ぶりかの本校での開催にあたり、全国からの参加者が到着する19日の昼食には、保護者有志が歓迎の意を込めてビュッフェスタイルの交流会を企画しました。山と並べられた料理の数々に舌鼓を打ちつつ、普段はメールでやりとりをしている同志と顔を合わせて話しあえることを喜び合いました。

この2日間に先立つ8月17日、18日には、学校協会の活動の一環として全国シュタイナー学校教員の集いも行われました。協会加盟校以外からも3校が参加し、計10校が本校に集いました。
今回は「現在の日本の教育の中で、シュタイナー教育が担うもの」をテーマに、文科省と関連する活動をされている大学の先生方の講演や、話し合いの時間を持ちました。また、ユネスコスクールとしての活動を通じて公立学校との交流が生まれている現状なども共有しました。

この夏の4日間の集まりは、教員や運営に携わる保護者にとって、毎年新たに力を得るかけがえのない場となっています。

日本シュタイナー学校協会についてはこちらをご覧ください。

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