京田辺シュタイナー学校では
9年生(中3)から高等部の学びが始まります。
高等部の授業には、工芸・芸術・農業・福祉体験など、
様々な実習が盛り込まれています。
その中の一つに金属加工があります。
それぞれの金属を専門的に扱ってこられた
職人さんたちに出会い、その技に触れようというもので、
9年生では鉄打ち、10年生で銅打ち、
11年生で銀細工を行います。
今年の11年生は5月に銀細工実習があり、
思い思いの作品を仕上げました。
ただ、去年までと違うことが一つ。
それは、今まで3つの作品を作れたのが、
経費削減で1つの作品しかできなくなったことです。
生徒たちは、今までの先輩の作品を見ていますから、
自分では何と何を作ろうとかなり楽しみにしていただけに、
がっかりの様子。
しかしそこは、ちょっとやそっとではへこたれない彼ら。
気を取り直し、一つの作品に気持ちを集中して、
丁寧に、丁寧に取り組んだようです。
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