英語のノート

暑い毎日、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
お盆を過ぎると、
長い夏休みもそろそろ終わりに近づいた気がします。
ところで、この夏休みの直前、
4年生の娘は新しい英語のノートを持ち帰ってきました。

学期末になると、生徒たちは授業で使っているノートを
全部持ち帰ります。そして次の学期が始まるまで家で保管します。
普段ノートは学校に置いているので、
わたしは子どもがノートを家に持ち帰る時に
じっくり見せてもらうのを楽しみにしています。

本校では1年生から外国語(英語・中国語)の授業があります。
低学年の授業では、歌とともに行う手遊びやゲーム、
リズミカルな言葉の暗唱などが中心です。
読み書きはまだ習わず、ノートもありませんでした。
子どもたちは先生の声に耳を澄まし、
動作をよく見て、同じように繰り返しているうちに、
だんだんとその言葉や歌、動作の意味がわかってくるようです。
赤ちゃんが周囲の真似をしながら言葉を覚えるように、
自然に外国語に親しんでいる様子でした。
いずれ本格的に単語や文法を習い始めたとき、自分たちの中に
いつの間にかたくさんの言葉やフレーズが準備されていたことに
気がつくのかもしれません。

今年初めてもらった英語のノートは、その入り口。
1ページごとに、
流れる星や大きな波などお話の一場面が描かれていて、
その中には絵と関連のあるアルファベットの一文字が隠れています。
一年生の頃漢字やひらがなを習ったときと同じように、
アルファベットとも一文字ずつゆっくりと出会っていくのでしょうね。

少しずつ学びの世界が広がってきているのを感じた学期末でした。

n*h






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