本校では毎年7月、
12年生(高校3年生)の卒業演劇が行われます。
小さいこどもたちは、この公演をとても楽しみにしています。
実は大人たちも楽しみにしているのですが。
この卒業演劇は、12年間のシュタイナー教育のなかで、
大変重要な意味を持っています。
12年生がこの学校を巣立っていくための、
卒業プロジェクトと並ぶ、
乗り越えるべき大きな壁と言えるかもしれません。
「卒業演劇では、
作品選びから、脚本づくり、演出、衣装、舞台作成まで、
そのすべてを生徒たちが主体になり、
クラス全体でひとつの作品を仕上げていきます。
一人ひとりの違いを認めながら、
それを乗り越えるべく話し合いを重ね、
ひとつの作品を練り上げていくのです。
それは人とともにどのように生きていくのかを学ぶ場でもあります。」
(「小学生と思春期のためのシュタイナー教育」より)
さて、今年の12年生は、ウィリアム・シェイクスピアの
「ウィンザーの陽気な女房たち」に挑戦します。
今、12年生たちは、本番に向けて、劇の練習はもちろん、
裏方作業にも懸命に取り組んでいます。
本校のホームページからは、
12年生自身が作成している卒業演劇のブログも読むことができます。
一度ぞいてみて下さいね。
毎年、12年生たちの精一杯の姿に感動させられる卒業演劇、
今年は7月17日、22日、23日に
同志社女子大学新島記念講堂で公演します。
開演時間などの詳しいご案内は学校HPをご覧ください。
みなさんのお越しを心よりお待ちしています。
k/k