秋祭り「赤ずきんの森」

10月22日に学内にて秋祭り*が開催され、7年生が初出店しました。生徒たちが考えた様々なゲームを巡るお店です。お店の名前は「赤ずきんの森」。

夏休み前から準備を重ねた日々。7年生の娘は、ゲームに使う道具や景品を自宅でコツコツと製作していました。また、クラスの仲間と思いをぶつけ合い一緒に考え創りあげてゆく中で、笑いあり涙あり、喜びや悔しさも体験した様子でした。

そして、ついに迎えた当日。いつもの7年生教室が「赤ずきんの森」に変わっていました。そこには間違い探しやくじ引き、迷路、玉入れといったゲームが5つありました。それぞれのゲームには、赤ずきんはじめオオカミやおばあさん、森のお花や動物たちなど、『赤ずきん』の物語にちなんだものが登場し、様々な工夫が凝らしてあります。単純で簡単なゲームだったので、小学校低学年や幼児でも参加出来て、とても楽しんでいました。単純で簡単と聞くと「大人は楽しいの?」と思いそうですが、それがとっても楽しかったのです!

可愛らしい絵が描かれたスタンプカードを手にして室内を見回すと、全体の配置やディスプレイもとても美しく仕上がっていました。ゲームに使う小道具や大道具のひとつひとつが心を込めて作られ、とても芸術的であり、ゲームを楽しむだけではなく、鑑賞することも楽しませてもらったのでした。

私は、想像していたよりもはるかに完成度の高い空間が創りあげられていることに驚いてしまいましたが、派手な主張をするわけでもなく、どこか控えめでこぢんまりとして可愛らしい雰囲気に「このクラスらしいなぁ」と感じて、ほっこりあたたかい気持ちになりました。「赤ずきんの森」を巡りながら出会う7年生のこどもたちは、はにかんだ様子をみせながらも、いつもよりどこか凛々しく、頼もしく、晴々した顔に見えました。

わたしは、娘がこのクラスのみんなと共にこの日を迎えられたことが嬉しく、子どもたちを導いてくださった先生やクラスみんなへ感謝の気持ちがじんわりと沸き上がりました。子どもたちにこのような機会を与えていただけるこの学校を、改めて素敵な学校だなと感じた秋祭りでした。   M

*秋祭りの様子はこちらをご覧ください。
https://www.instagram.com/p/ClQ6beRvArA/



保護者ブログ一覧へ
このページのトップへ