京田辺シュタイナー学校では、
学外の方々に参加して頂ける行事を毎年いくつも行っています。
そのなかでも
「シュタイナー教育を知りたい、体験したい、興味がある」
という方にぜひご参加頂きたいのが、
「大人のための夏の公開授業」です。
今年は7月16・17・18日に行います。
この公開授業の一番の特徴は、
「3日間にわたる」ということかもしれません。
実は子どもたちは、学校で学んだことを
何日もかけて体にしみこませていきます。
その日に学んだことが、夜の眠りを越えて深まっていく、
そんな経験をしています。
時間の制約のあるわたしたち大人は、
子どもたちと同じことを経験することはなかなか出来ません。
けれども
「少なくとも3日間あれば、子どもたちの学びの深まりに近いことを
私たち大人も経験できるのでは」と考え、
わたしたちはこの行事を3日間通しの行事として行っています。
事実、この公開授業に参加された方たちは、
1日目、2日目、3日目と
日を追うごとに自然に「生徒」になっていかれます。
例えば1年生の授業を受けられている方は、
初々しい1年生のようにキラキラしてきます。不思議ですね。
昨年度、公開授業に参加された方の感想の一部をご紹介します。
「クラスメイトの年代もバラバラでしたが、
3日間の間に、お互いすっかり3年生になりきり、
学校に行くのが楽しい、先生や友達に早く会いたい、
そんな気持ちになりました。」
「授業が始まると、ドンドン先生の魅力に吸いよせられ、
すっかり夢中になってしまって、
本当に子どもの様に楽しんでしまいました。
メインレッスンも専科も熱中しすぎて、
一日目は家に帰って頭痛がするほどでした。」
この公開授業、授業をするのは教師ですが、
運営を支えるスタッフは保護者です。
一日の最後には、
保護者の手作りのお菓子と冷たいお茶、そして冷えたおしぼりで
みなさんに歓談の時を持って頂いています。
このお菓子と冷たいおしぼりは、
毎年参加者の方々から大好評を頂いています。
今、スタッフは、7月16日の当日に向けて、準備に大忙しです。
今年もみなさんとお会いできますことを、
心から楽しみにしています。
ご興味がある方、ぜひ本校のホームページをご覧下さい!
k/k