師匠となる

京田辺シュタイナー学校には器楽部、バレーボール部、バスケットボール部、野球部、かるた部、テニス同好会があり、引退の学年は部によって異なりますが体験入部の6年生から12年生まで一緒に活動しています。

11年生の娘は器楽部でヴァイオリンを弾いています。
部員の中には個人的に楽器を習っている生徒もいますが、習っていない方が多いです。
娘も6年生から2年ほど習っていましたが今は習っていません。
そんな娘が師匠になりました。
師匠とは言っても、下級生に教える指導係のような感じです。

11年生になってすぐの頃「お母さん、師匠になったぁー」と少し困惑して帰ってきました。
そして、つい最近まで「師匠、難しいわ……向いてない……」とつぶやいていた娘でしたが、この夏休みに担当する7年生と特訓という名の練習をしました。
夏休みの終わりと9月初めにある強化練習にそなえて、とのことでした。
少しでも弾けていた方が、強化練習がきつくないからと自分が7年生だった時のことを思い出して考えたようです。

娘は1人でこつこつ練習するタイプ、人に教えるのは得意ではありません。
それでもヴァイオリンを弾く楽しさを知ってもらいたいと頑張っている様子が娘から見て取れます。
特訓から帰ってきた娘が「ちょっとは上達したと思う」と嬉しそうに話してくれました。
師匠も少しは板についてきたのかな……。

10月の定期演奏会がより一層楽しみになりました。

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