4月に入学した娘は、毎日毎日、学校へ行くのがとても楽しい様子です。
家へ帰ると、「今日は〇〇色のクレヨンをもらった!」と教えてくれて、その日学校で描いた絵を再現してくれます。
日に日に変化していく絵に、今日はどんな絵だろう?と、楽しみになってきました。
そしてある日の帰り道、「今日は字を習った!」とそれは嬉しそうに話してくれました。
家に帰ると早速それも再現。
「先生はここを丁寧に書いてって言っててんな~」と呟きながらじっくりじっくり書いていました。
そして書けた字を見せてくれた時の誇らしそうなこと!
こんなに喜びを持って一つ一つの文字や学びに出合えるなんて、羨ましいなぁと思いました。
その後、習った字を小さな紙に書き、家族全員に配ってくれました。
それは私には娘の嬉しい気持ちがたっぷり詰まった、魔法のカードのように思えました。
どうやらその字を学ぶ前に、先生が物語を語ってくださった模様。字はお話について描いた絵から生まれてきたようです。
娘は物語の世界に入り込んで、文字にたどり着くまでの過程をたっぷり味わっていたのだなと感じました。
そんな風に導いてくださっている先生に感謝すると共に、この先12年間、娘が心身共に健やかに学びの世界に浸っていられるよう、私も支えていきたいと思いました。
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*1年生の文字の学びについては、本校ウェブサイトの「
ことばの学び」をご覧ください。