8年生 修学旅行

京田辺シュタイナー学校では8年生で初等・中等部を卒業します。

8年生の娘のクラスは6月下旬に修学旅行で西表島に行きました。
担任教員が子どもたちにたくさんの体験をさせたいと盛りだくさんな修学旅行となりました。
西表島のことを自分たちで調べて作りあげたガイドブックのような修学旅行のしおりを携え、京田辺にいては味わうことのない時間の流れ、大自然の凄さを感じることができたようです。

土産話は尽きません。
マングローブトレッキングで足にまといつく鉄分を含んだ泥が気持ちよかったこと。
男子が10センチ位の巨大しじみを20個獲り、ガイドさんに食べ方を教わって茹でたものをおそるおそる口にしたこと。
サバイバルキャンプではサバニとカヤックで無人島に渡り、食材はお米だけを持って行きあとは島で調達したこと。魚のお刺身は美味しかったけれど、パパイヤと魚のスープ、貝と炊いたご飯が塩辛く涙が出そうになったこと。
砂浜で満天の星空の下で眠ったこと。ちょっと家に帰りたいなと思ったこと。
サンゴ礁のシュノーケリングでイソギンチャクにいるクマノミがかわいかったこと。
…他にも色々話してくれましたが、娘の一番の思い出はキャニオニングで5メートルの岩場から川に飛び込んだことだそうです。
もともと水が得意ではないのですが、勇気を持ってためらわずに飛び込み、飛び込んだ瞬間は恐怖感に襲われたけれど水に浸かった瞬間に安心感に包まれたと話してくれました。
娘は「これにも書いとくわ」と修学旅行の思い出をしおりに書きつづり始めました。

6泊7日、無人島でのサバイバルキャンプを含めほぼ自炊。よく頑張ったと思います。
クラスで1番小さく色白な娘ですが、ひと回り大きく黒くたくましくなって帰ってきました。
娘のしおりには何が書き足されていくでしょうか。
それを見せてもらうのも楽しみです。

SN*

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