卒業プロジェクトのテーマ、決まりました

 本校では12年生になると、1学期の最後にクラスで発表する卒業演劇を、そして3学期には子どもたちそれぞれが卒業プロジェクト発表を行います。どちらも11年生のうちから取り組み始めます。

 10月6日・7日、11年生の娘を含む23人の子どもたちは「これから一年半これに取り組もう」と決めたテーマを、高等部生徒・教員、彼らの家族の前で発表しました。これを卒業プロジェクトテーマ発表会と呼んでいます。
与えられた時間は一人15分。観客はざっと140人。これだけの人数を前にして一人でプレゼンテーションするのは初めてです。

 子どもたちは、テーマを選ぶまでの経緯や、夏休みに取り組んだこと、これから取り組みたいこと、最終作品をどんな風にするか、といったことを発表しました。
子どもたちが選んだテーマは実にさまざま。刺しゅうや手品、歌や詩、機械やギター、甲冑や英語や海、オイリュトミーや折り紙、絵を描くことや身体のこと、お弁当や伝統工芸、料理やオードリーヘップバーンやスキューバダイビング。
「等身大の自分で、取り組んでいきたい」「一年半毎日こつこつ取り組みたい」「楽しんで取り組みたい」「やり通すことにチャレンジしたい」「みんなを笑顔にしたい」「〇〇の魅力を伝えたい」etcいろんな抱負を聞かせてくれました。

 娘は緊張の面持ちで発表の舞台にたちました。家で見るより少し大人びて見えました。オイリュトミーをテーマに選んだ娘はこんなことを言ってました。「パフォーマンスは努力が作品にあらわれるものだと思う。一年半努力を続けられたなら、それが自分の自信になるんじゃないかと思う。」
娘やクラスメートたちにとって、この一年半が実り多き日々になりますように。

k/k

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